ヨヴェティッチ獲得決定のインテル、アンドレオッリは放出?

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7月31日、『Sky』は「インテルに所属しているDFマルコ・アンドレオッリの代理人は、退団に向けて動いていることを明らかにした」と報じた。

マルコ・アンドレオッリは1986年生まれの29歳。元々インテルの下部組織出身であったのだが2007年にローマへ移籍し、その後ヴィチェンツァ、サッスオーロ、キエーヴォなどに所属した後、2013年に復帰した経験を持っているディフェンダーである。

しかしインテル復帰後はあまり出番が与えられない状況が続いており、ここ二年でセリエAに出場したのは8試合。選手自身もインテルからの退団を考えていると言われ、いくつかの噂があった。

代理人を務めているパトリック・バスティアネッリ氏は取材に対して以下のように答え、国外、あるいはサンプドリアと接触していることをあきらかにした。

パトリック・バスティアネッリ
(代理人)

「インテルは契約下にある選手が25名を超過している。イタリアサッカー連盟の新しい制度においては、メンバーの登録人数は25名が最大となる。誰かが去らなければならないのは明白だ。

アンドレオッリは移籍マーケットにおいて最も引きがある選手の一人だ。インテルを離れることにおいては最も望ましい選手だろう。

何処に行くのか?成り行きを見なければ。まだ我々には1ヶ月の時間が残されている。彼は国外に行くことができる。過去にはサンプドリアからも良いオファーがあった。ただ、そのときは選手自身がまだインテルでのチャンスがあると考えていたからね」

インテルは昨日マンチェスター・シティからモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨヴェティッチを2年ローンで獲得しており、メンバーがややだぶついている状況にある。

・【公式】マンチェスター・シティからモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨヴェティッチを2年ローンで獲得した。

・『Calciomercato』は「ナポリは、インテルのDFフアン・ジェズスの獲得を検討している」と報じた。フェネルバフチェもオファーを送っているという。

・『Gazzetta dello Sport』は「インテルは、サフィル・タイデル、ネマニャ・ヴィディッチ、長友佑都、ダニーロ・ダンブロジオ、ジェルダン・シャキリ、マルコ・アンドレオッリの7名を売却するために動いている」と報じた。そのうち長友についてはガラタサライへの移籍が近いと言われており、かなり安い価格になりそうだと伝えられている。

・『Sky』は「ゼニト・サンクトペテルブルクのイタリア代表DFドメニコ・クリッシトは、インテルに移籍する可能性については『まだ意図がよく分からない』と話した」と報じた。今のところはまだ深い交渉まで進んでいないとのこと。

・『Fantagazzetta』は「ダニーロ・ダンブロージオの代理人は、退団するもしないもインテルの判断次第だと話した」と報じた。ナポリやウェストハムとの接触が噂されているが、代理人レベルではまだ交渉が存在しないようだ。

・シャルケへの移籍が破談になったジェルダン・シャキリについては、イングランド・プレミアリーグのエヴァートンが興味を持っていると『Tuttomercatoweb』が報じている。

・インテルへの移籍が噂されているブラジル代表MFフェリペ・メロは、『Miliyet』の取材に対して「ガラタサライとの関係は終わった」と話し、移籍がほぼ決定したことを明かしている。長友とのトレードになるのではないかと言われている。