「8人の新しい選手は、A代表に入る資格があるから呼んだ」と語るハリルホジッチ監督。どんな起用法を見せるのか注目だ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大 (全2枚)

 東アジアカップの公式会見が、7月31日に武漢スポーツセンターで行なわれた。ここでは、ハリルホジッチ監督と森重の会見でのコメントを紹介する。
 
ハリルホジッチ監督
「皆さん、こんにちは。少し会見に遅れたのは、私たちが原因ではありません。
 
(7月29日にJリーグの試合があったため)選手の疲労はあります。ただ、そうだとしても、やる気と野心を持って、4か国が対抗するこの大会にやって来ました。選手とミーティングをし、この大会を勝とうという話をしました。
 
 ただ、我々に優勝できる可能性があるかはまだ分かりません。(まだ練習をしていないので)チームがどんな状態にあるか把握できていないので、正直なところを言うのはまだ難しいですからです。この会見後に少しトレーニングをし、明日もトレーニングをします。
 
 もし、我々に1週間の準備期間があれば良かったのですが、残念ながらそういう環境は与えられませんでした。そうは言っても、良い試合をして、良い大会にしたいと思っています」
 
――森重選手に質問です。前回大会では優勝に貢献しましたが、改めてこの大会の難しさは? また、連覇に向けての難しさは感じていますか? 今回は新戦力が多いですが、年長者としてどのような点を意識していますか?
 
森重
「国内組の新しいメンバーと大会に望むわけですが、もちろん優勝を目標として狙います。前回大会の優勝も簡単ではなかったですし、それによって今大会はまた難しい大会になるのかなと感じています。初戦(北朝鮮戦)が一番大事になってくるので、そこでの勝利だけを考えながら、準備期間は短いですが、良い準備をしていきたいと思います」
 
――ハリルホジッチ監督は、日本での会見で3つのシステムを使いたいと言っていましたが、具体的にどんなプランを考えていますか?
 
ハリルホジッチ監督
「3つのオーガナイズの話をしましたが、それは3つの異なるプランがあるということです。どれを使うかは、選手の状態を見てから決めようと思います。
 
 この前のJリーグの試合でかなりの選手が疲労しました。怪我で中国に来られなかった選手もいますし、3人の選手が今も少し怪我を抱えています。その選手たちが、最初の試合に出られるかはまだ分かりません。それも含めて1試合目に向けて準備しようと思っています。
 
 明日のトレーニングで様子を見て、最初の試合で誰が使えるかを見極めたいと思います。頭のなかには、そのための3つのオーガナイズが用意されています。明日のトレーニングの後に、どれをチョイスするか決めます」
 
――大会での優勝を狙うなかでも、新しい選手のチェックが主な目的になると思いますが、就任からここまでの試合で、どういう部分に日本のチームに不足を感じ、どのポジションで新しい発見があれば良いと考えていますか?
 
ハリルホジッチ監督
「8人の新しい選手(米倉、遠藤、武藤、米本、倉田、浅野、藤田、六反)を呼びました。初めてこれから私とトレーニングするわけですが、まず勇気付ける話をしました。彼らを呼んだ時点で、すでに期待しています。A代表に入る資格があるから呼んだわけです。
 
 新しい選手たちの多くが、初めてA代表として試合を経験することになると思います。ただ、彼らを試合で起用するかどうかは、明日のトレーニングを見て決めたいと思います。
 
 この3試合で、できるだけ可能性のある選手を使おうと思っています。先発で出るか、もしくは途中から出るのかは分かりません。ただ私は、この大会に向けて、かなり多くのことを予想して臨んでいます。
 
 まだ一度もトレーニングできていないので、選手の状態を見ないとハッキリしたことは言えませんが、今のところ一番大事なのは疲労の回復です。明日(8月1日)の午後がきちんとトレーニングできるチャンスになります。ただ、全員のモチベーションは高く、そのモチベーションが試合で発揮されることを望んでいます」
 
取材・構成:五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)