東アジア杯へハリル監督が武漢で会見「良い大会にしたい」

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 東アジア杯に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が31日、中国・武漢の試合会場で記者会見を行い、「良い試合をして、良い大会にしたいと思っている」と抱負を語った。会見にはDF森重真人(F東京)も同席。「もちろん、優勝を目標にしてやる」と、大会連覇を目標に掲げた。

 チームは前日30日に武漢入りしたばかりで、会見後には試合会場に隣接するグラウンドで現地入り後初の練習を行った。8月2日の北朝鮮戦へ、わずか2日間の練習で臨むことになる。ハリルホジッチ監督は「昨日の夜、選手とミーティングをした。この試合を勝とうという話をした」としたうえで、「まだチームがどのような状態にあるか把握していないので、その可能性が我々にあるかどうかはまだ分からない」と率直に語った。

 23日に発表した23人のメンバーからはMF柏木陽介がケガのため、GK権田修一がコンディション不良のため参加を辞退した。「Jリーグのこの前の試合で、かなりの選手が疲労していた。3人の選手が今も少しケガを抱えている」と明らかにし、「彼らが最初の試合に出られるかどうかは分からない」と指摘した。

 8日間で3試合をこなす過密日程。酷暑の連戦を踏まえ、23日のメンバー発表会見では「3つのオーガナイズ、3つのシステムを用意している」と、ローテーションで選手を起用するプランも披露。この日は「3つの異なるプランがあるということ。どれを使うかは選手の状態を見てから決める。明日のトレーニング後にしっかり様子を見て、最初の試合にだれを使うか決めたい」と語った。

「今のところ、一番大事なのは疲労回復。明日の午後、普通のトレーニングを少しできる。それがきちんとトレーニングできる唯一の機会だ」。準備期間の短さを嘆く指揮官は、一方で「選手には疲労があるが、やる気と野心を持っている」とも述べ、「選手全員のモチベーションは高い。選手のモチベーションに期待しているし、それが試合に出ることを望んでいる」と期待した。

(取材・文 西山紘平)


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