中国メディア・環球時報は30日、先日発表された2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムについて、ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴマークに非常に似ていることが明らかになったとする日本メディアの報道を、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)を通じて伝えた。(写真は環球時報が30日に微博に投稿した報道の画面キャプチャ)

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 中国メディア・環球時報は30日、先日発表された2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムについて、ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴマークに非常に似ていることが明らかになったとする日本メディアの報道を、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)を通じて伝えた。

 記事は、デザインが酷似しているとの指摘に対して東京五輪組織委員会が盗作を否定、ロゴをデザインした佐野研二郎氏はノーコメントとしていることを紹介。日本のネットユーザーからは「とんでもない恥さらし」との批判の声が続出しているとした。

 同エンブレムをめぐって持ち上がった「パクリ疑惑」に中国のネットユーザーも大注目。環球時報のツイートに対して「品も創意もないゴミ」、「日本はずっとパクリ国家」、「パクリ大国から学んだんだな」、「よしよし、どんどん中国っぽくなってきたぞ、弟よ」、「こんな国が五輪開催地に立候補するなんて、IOC(国際オリンピック委員会)も笑ってるだろうな」などといった批判や揶揄のコメントが続々と寄せられた。

 一方、「パクリ大国」と称されてきた自国の状況を棚に上げて日本の揚げ足を取るような風潮をたしなめるユーザーや、「パクリとは言えない」との意見も多少なりとも見られた。

 しかしこのエンブレム、パクリ疑惑のあるなしにかかわらず、もともと中国ネットユーザーからは酷評だった。中国中央テレビ(CCTV)が24日に微博(ウェイボー)でエンブレムの決定を報じたところ、コメント欄が「ダサい」、「カッコ悪い」、「天地を驚かせ、鬼神を泣かせるほどのダサさ」、「北京五輪のロゴのほうがまし」などといった感想や意見で埋め尽くされた。
 
 今回のツイートに対しても、パクリに対する評価ではなく、「何の美しさもない」、「もっとも重要なのは、ダサいということだ」といった感想が少なからず見られた。また、「こんなにダサくパクれるなんて」という身も蓋もないコメントを残すユーザーまで出現した。どうやらこのエンブレムは、そもそも中国ネットユーザーの審美眼にはマッチしていなかったようだ。(編集担当:近間由保)(写真は環球時報が30日に微博に投稿した報道の画面キャプチャ)