<全英リコー女子オープン 事前情報◇29日◇トランプ・ターンベリー・リゾート>
 海外女子メジャー『全英リコー女子オープン』の開幕を明日に控え、『全米女子オープン』で日本勢最高の5位タイに入った大山志保が練習ラウンドを行い、最終調整を行った。
 米国から帰国後は2週間地元宮崎に帰り今大会へ向けて調整を行っていたが、「ずっと雨で練習できたのが2日。ラウンドできたのも9ホールだけです」と十分な練習ができずにスコットランド入りとなった。先週の土曜日に現地入り、月曜とこの日で2ラウンドこなし、コースの感触を確かめた。「難しいけど思しい。1番2番は3番ウッド、攻めるところとフェアウェイキープをするところメリハリ。ティショットはだいぶよくなってきた。パー5は4つとも2オンできる距離」とコース攻略に自信をのぞかせる。「どれだけ自分のスイングで戦えるかが楽しみ」。
 『全米女子オープン』では優勝争いを演じ日本のファンを沸かせた大山、帰国後「いままでぜんぜん知らなかった人からも見てたよ、って連絡が来た。優勝より大きかった。メジャーはやっぱり大きい。うれしかったです」と大きな反響があった。ただ、「みんなあの池の、12番ホールのことばっかり(笑)」と池に入れダボした12番のことを言われるという。「あのときも平常心でプレーしていれば良かったのに、バーディが欲しくてピンを狙ってしまった」と意識していなかった優勝が近づき欲が出た。そんなメジャーでの失敗を糧に今週は「どんな状態でも平常心を保って行きたい」と語った。
 「今度は優勝だねって言われる(笑)」と周りの期待は大きいが、本人は「でもまだまだぜんぜん」と謙虚に自身のゴルフを見つめる。「自分の中では1歩ずつ。年齢は38歳だけど、自分のゴルフ人生はまだまだ長いと思っているので。今週は優勝じゃなくて、この難しいコースに挑戦していきたい」と先を見据える。
 本人は“まだまだぜんぜん”と言うものの活躍を期待してしまうのも人情。いまだ向上心の衰えぬ38歳に今週も注目だ。
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