Doctors Me(ドクターズミー)- Part.3「エイズ」に関する正しい知識を身につけよう

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粘膜(膣や肛門の粘膜)を介して感染

HIV感染患者のほとんどが性行為を介して感染していますが、必ずしも性行為によって100%感染するわけではありません。
HIVは非常に感染力の弱いウイルスなので、じつは性行為で感染する割合は、1%未満なのです。また同じ性行為でも感染率は異なり、男性→男性の肛門を介する性行為では0.5%の感染率ですが、男性→女性への経腟の感染は0.1%と低く、さらに女性→男性すなわちHIVをもっている女性から男性にうつる確率は0.08%と、単純計算では1000回の性行為ではじめて1回感染するということになります。
しかし、HIV感染患者の内訳をみると、そのほとんどが性行為による感染で、中でも男性の同性間での性的接触による感染が7割ほどを占めています。

血液を介しても感染

医療従事者(医師や看護師)がHIV感染患者の血液の付着した注射針などを誤って自分に刺してしまった場合、不運にも感染することがあります。また覚せい剤などの回し打ちなどでも感染のリスクがありますが、いずれも感染のリスクは0.5%程度です。

母子間の感染

お母さんがHIVに感染していた場合、出産時に粘膜を介して感染してしまう場合があります。また母乳にはウイルスがたくさん含まれますので避けなければなりません。
今は、妊娠がわかるとHIV検査を行うことが主流ですので、もしHIV感染が分かったとしても妊娠初期から適切な投薬を行うことによりウイルスが赤ちゃんに移行する確率を1%以下に抑えられます。さらに、帝王切開で出産をしたり、出産後は母乳栄養を避けるなどで赤ちゃんに感染するリスクを、かなり低くすることが可能です。
感染経路を把握することで、やみくもにHIVを怖がることもなくなります。正しい知識を身につけて、対処することが大切なのです。

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