Doctors Me(ドクターズミー)- 【妊活心理カウンセラーのコラム】Vol.5: 女性のBMIと体脂肪率

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先進国の中で平均体重が減っているのは日本だけ!?



今回は、「女性の体のこと」についてお話したいと思います。
「心理カウンセラーが体のこと??」と思うかもしれませんが、心と体は表裏一体。体の健康という基礎があって心も元気でいられます。
また、妊活において今回お話をする「BMIと体脂肪率」についてはとてもとても大切なことなので、読んでくださっている皆さまにもぜひ知っていただきたいと思います。

さて、少し衝撃的な小見出しのタイトルを付けました。
日本人女性が他の国の女性に比べて細い人が多いことは皆さまご存じだと思います。日本はダイエット大国といってもよく、細い人がもてはやされます。

日本人女性の平均体重は19歳より20代、30代の方が軽い*1です。
(*1・・・調査結果は文部科学省の「学校保健統計調査・運動能力調査」より)

年齢とともに平均体重が減っているのは先進国の中でも日本だけだそうで、間違ったダイエット、偏った食事によりこの飽食の時代に栄養失調になる人もいるのだそうです。

これから妊娠をしよう、お腹の中で命を育もう、という女性の体が栄養失調、貧血、冷え症で良いはずありませんよね。

今からできる「お母さんになるための準備」に目を向けて、健康な妊婦になり、健康な赤ちゃんを産み、健康な母となるため、体について正しい知識を常に頭の片隅に置いておきましょう。

BMIと体脂肪率について

BMIとは、体重と身長から導きだす体格指数のことです。
体脂肪率とは、体重に占める脂肪の割合です。

まず、BMIについて今ご自身で計算してみてください。
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) 

体脂肪率は、体脂肪計で計るしかありませんので、ご自身で計ってくださいね。

妊娠時にBMI18.5以下、体脂肪率17%以下の女性からは、低出生体重児が生まれやすいことがわかっています。(*引用社団法人Luvtelli「Baby Book」)

また、体脂肪率に目を向けると、17%以下になると多くの場合、月経が止まってしまい、22%以上で排卵が起こる、ということもわかっています。

「脂肪」と聞くと、憎き存在、というイメージがありますが、エネルギーの貯蔵、ホルモン分泌の調整、体温の温存、栄養代謝の調整、と女性には欠かせないものなのです。

子どもを授かるためには、
体脂肪率22〜27% BMI18.5〜24
を目指しましょう!!

重要なポイントは、BMIと体脂肪率のバランスを見ること。
どちらかだけ範囲内、ということではなく、どちらもこの範囲内になるようにしましょう。

例えば、体脂肪率は範囲内だが、BMIが低いなら、筋肉量を増やして体重を増やすよう、生活の中に運動を取り入れる工夫をします。
BMIは範囲内だが、体脂肪率が低いなら、筋肉量を減らさないように気をつけながら脂肪を増やすよう、食事で良質の脂肪を摂るよう工夫をします。

BMIと体脂肪率に目を向け、「やせること」に目を向けるのではなく、健康な母体を手に入れることを目標にしましょう!

〜カウンセラー:今井 さいこ〜