モロヘイヤは7〜8月が旬。夏が旬の野菜だけあって夏に嬉しい栄養がいっぱいなのです。どうやって食べたらいいか分からないという方も、おひたしや和え物、炒め物にしてもOK。思ったより簡単に食べられるので、夏の栄養補給にどうぞ!

モロヘイヤに含まれる栄養はこんなにたくさん

モロヘイヤはもともとエジプトを中心とする中近東で栽培されていた野菜です。最近ではスーパーなどでもよく見かけますが、日本で栽培されるようになったのは1980年代になってから。とても生命力が強いので、高温多湿の日本でもよく育つ野菜なのです。モロヘイヤに含まれる栄養素は、皮膚や粘膜の健康を保つカロテン、炭水化物や脂質の代謝に必要なビタミンB1、B2、骨や歯を丈夫にするカルシウムなどのほか、ビタミンCやカリウム鉄分などです。また、腸内環境を整える食物繊維も豊富で、まさに栄養の宝庫といってもいいほどなのです。

モロヘイヤで夏のお肌対策はバッチリ

モロヘイヤに含まれるカロテンは、ホウレン草の約4.5倍。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を守る働きをする抗酸化力がとても高い栄養素です。細胞を老化させる活性酸素の働きを抑制する効果があるので、紫外線によるダメージを受けやすい夏のお肌ケアもバッチリ。同じように抗酸化力が強いビタミンCやビタミンEもほかの緑黄色野菜より多く含まれています。

夏バテの予防にもモロヘイヤがいい

モロヘイヤを細かく刻むとネバネバしますが、このネバネバのもとになるのがムチンという栄養素です。オクラや里芋、山芋などにも含まれている成分で、胃の粘膜をうるおして保護する働きがあります。消化不良や食欲不振を防止するので、夏バテで食欲が落ちた時にピッタリ。そもそもモロヘイヤ自体が栄養豊富なので、モロヘイヤを食べれば夏バテを防止する効果も期待できます。

モロヘイヤは夏にピッタリの野菜ですが、ホウレン草と同じシュウ酸が多いので、茹でたら水にさらしてあく抜きをしましょう。ホウレン草や小松菜と同じようにおひたしや炒め物にして食べてもいいですが、スープやみそ汁に入れたり、納豆や山芋と和える時は、細かく刻んだ方が、ムチンのネバネバ効果が高まります。


writer:岩田かほり