せっかちさんは要注意!「もっと早くもっと早く」を止めた方がいいワケ
「若い時に何でもやっておかなきゃ!」「仕事はスピードが命よね!」
今時の現代人は、“急ぐ”ことが日常になりがち。
でもちょっと待って! もしかしたらそのせっかちな毎日が、あなたの寿命を縮めているかもしれません。
今回は、心理カウンセラーの筆者がその理由を教えちゃいます!
■“生き急ぐ”と健康を害する危険が!
仕事でもプライベートでも、短時間で可能な限り沢山のことをしようとする人って、この現代社会では意外と多いはず。
しかしこの“生き急ぐ”ことで、健康を害する可能性があるんです!
アメリカの精神科医、フリードマンとローゼンマンが行った調査は心臓疾患を持つ患者には幾つかの共通した行動パターンがあることを発見しました。
心臓疾患になりやすいタイプの特徴として、
(1)仕事好き、行動がテキパキしている
(2)野心的、競争を好む
(3)目標達成願望が強い
(4)早口、早足、早食い
(5)他人からの評価を気にしやすい
といった特徴があげられたそうです。
どうでしょう? あなたは当てはまっていませんか?
■のんびり屋のほうが心臓病リスクが低い!?
また、3,500人の健康なサラリーマンを対象に行った調査によれば、比較的のんびりとした性格の持ち主よりも、上に書いたような特徴の“せっかち”タイプの方が、10年後に心臓病にかかる確率が3倍も多かったという結果が出たんだとか。
この結果って、生き急ぐことは命を縮める可能性があるってことを物語っていますよね。
あまりせかせかせず、自分のペースを保ちながら毎日を過ごすことが大切なのかも。
いかがでしたか? 何かとスピードが重要視される現代社会ですが、時には急いでいるスピードを落として、ゆったりペースの時間を作りましょう。
どんなに効率よくテキパキ物事をこなしたって、寿命が縮まってしまっては、元も子もありませんよ!