ウェブサイト、アプリ、ゲーム、ソーシャルネットワークに至るまで、子どもは良くも悪くも影響を及ぼす可能性がある数多くのコンテンツにアクセスできる。子どもがインターネットを利用している間、常に子どもの肩越しに見張っているわけにはいかない。モバイル機器の利用が増加している中、子どもが何を見て、何で遊び、何を読んでいるかを管理することはますます難しくなっている。

 セキュリティソフト「ノートン」を製造・販売する株式会社シマンテックが行なった消費者調査によると、日本の多くの親が子どものインターネットの利用状況を把握しておらず、また、子どもがインターネットを利用するにあたって、何かしらの安全対策を講じている親は全体の3割程度しかいないことが明らかになった。また、保護者の88%が子どものオンライン行動を正確には把握していないことが明らかになった。

 同社によると、子どもが楽しく安全にインターネットを利用できるようにする上で、保護者にできる最も重要なことは、子どもと対話すること、そして対話を続けることだという。インターネットが絶えず変化しているように、子どものインターネット活動の内容も変化している。

子どもが年齢を重ねるにつれ、閲覧するウェブサイトも変わり、新しい活動を試し、ソーシャルネットワークにアカウントを持つ。現代の保護者は忙しく、子どもを常に見守ることは難しいが、早い段階(インターネットに接触し始める7歳〜8歳ごろ)で子どもと話し合いの機会を持つことが大切だ。

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◎夏休みに保護者がすべき子どもへの4つの質問

1.「友達はインターネットでどんなことをしているの?」
この質問は、子どもに直接的に注意を向けず、物事を中立的に捉える良い方法だ。子どもから率直な意見を聞き出すためには、答えた内容で叱られることはない、と安心させる必要がある。

2.「お気に入りのウェブサイトやアプリってどんなの?」
どんなサイトやアプリを面白い良いと思っているのか、その理由も子どもに尋ねること。また、興味がなくなったサイトやアプリと、その理由も尋ねてみよう。

3.「気に入っているサイトやアプリを見せてくれる?」
15分ほど子どもと一緒にインターネットを使ってみる。セキュリティやプライバシー設定の方法を確認しよう(URLが怪しくないか、暗号化されているか、ソーシャルネットワークのプライバシー設定の確認など)。子どもがどのようにサイトを利用しているのか、他のサイトに比べてどこが気に入っているか、子どもの興味を尋ねる。

4.「インターネットを使っていて、おかしいなと思ったことや、悲しい思いや怖い思いをしたり、不快に感じたりしたことはある?」
こう尋ねることで、ネットいじめ、偶然に遭遇した不審な出来事、友人や近所の同級生が関わっている不審なことについて対話するきっかけを作ることができる。いつでも親に相談できるということを確認し、親は過剰に反応したり、子どもを叱ったりしないように。

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