夏は暑さによる食欲不振や胃もたれに陥りやすいもの。何も食べたくないからと言って、本当に食べないでいると症状はなかなか回復しません。食欲がなくても何か食べた方がいいのです。かといって、胃腸がお疲れ気味の時に、ガッツリした食事はNG。ここでは、暑さによる食欲不振の時におススメの食べ物をご紹介します。

夏の胃もたれや食欲不振の原因は?

食欲不振の原因は、ストレス、体力低下、睡眠不足、胃腸の不調などさまざまです。暑い夏は、常に暑さというストレスにさらされて、胃腸の不調も起こりやすいものです。自律神経の働きが乱れれば、食欲をコントロールする機能も乱れてしまいます。食欲は、体の状態だけでなく、心の状態にも大きな影響を受けるのです。また、胃もたれは胃の働きが低下して、食べたものがうまく腸に排出されにくくなっていること。夏特有の疲労によっても胃もたれが起こります。

消化酵素の多い大根やパイナップルがおススメ

大根には消化酵素のジアスターゼやアミラーゼがたくさん含まれています。消化酵素は熱に弱い性質なので、大根おろしにして生のまま食べましょう。胃に滞留している食べ物の消化を促進するので、胃もたれにも効果的です。パイナップルに含まれるプリンメロンは、たんぱく質を分解する酵素です。肉類をたくさん食べてしまったような時は、パイナップルを食べてみてください。

胃の働きを高めるには酸っぱいものが効果的

食欲不振だからといって何も食べないと、夏バテはさらに加速することに。そんな時は、梅干しやレモンなど、クエン酸を含む食品を摂りましょう。クエン酸の酸味が食欲を増進してくれます。また、食欲増進なら、唐辛子や生姜、ニンニクなどの香辛料もおすすめです。香辛料は胃を刺激してくれますが、ただし、疲れている時の胃はデリケート。摂り過ぎには注意をしてください。

消化のいいものから少しずつ食べてみて

胃の調子が悪い時は、消化のいいものを少しずつ食べてみましょう。温かいおかゆなどもおすすめですが、夏でも温かいものを食べれば、胃の働きが高まります。消化がいいということは、胃の滞留時間が短いものです。よく噛んで、食べたものが消化液とよく混ざるようにすれば、胃の負担も軽減されます。豆腐やヨーグルトなどもおすすめですが、冷奴で食べるよりも、湯豆腐の方がベター。ヨーグルトもレンジで温めてホットヨーグルトにすることで、胃腸をさらに冷やさずに済みます。


writer:岩田かほり