平日は撮影も可能!東京都庭園美術館でアール・デコの魅力を堪能できる展覧会

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2015年7月8日(水)に、国の重要文化財として認定されたばかりの旧朝香宮邸。1933年に建築され、1983年に美術館として公開された今も当時の姿を保ち、優れたデザインであることが高く評価されたそう。そんな「重要文化財」の空間で、建築物とともに貴重な家具や調度品を鑑賞できる展覧会が開催される。

2015年7月18日(土)から9月23日(水・祝)まで、東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)では、「アール・デコの邸宅美術館 建築をみる2015 + ART DECO COLLECTORS(アール・デコ・コレクターズ)」という2つの展覧会を同時に開催。

「建築をみる2015」展では、昭和初期に、日本とフランスの建築家と芸術家がコラボレーションした洗練のアール・デコ建築を堪能できる。歴史的な価値はもちろんのこと、そのモダンな内装や家具は、インテリアとして美しいものばかり。

「それぞれに説明用の展示パネルもありますが、東京都庭園美術館サイトのTOPページから『公式アプリ』をダウンロードしていただくと、音声ガイドの代わりにもなりますよ」と、広報担当の浜崎さん。

今回は、旧朝香宮邸のシンボルでもある“香水塔”の構造などが判明したそうで、3D計測を含む調査結果の映像も、特別に公開されるとか。

香水塔に興味がある人は、9月13日(日)に修復にたずさわった佐野智恵子さんを講師にしたトークイベント「“香水塔”を未来につなぐ:修復者からのメッセージ」(事前申込制)への参加もオススメ。構造や製法についての話がじっくり聞けるそう。


同時開催となる「ART DECO COLLECTORS」展では、アール・デコ作品を収集している国内3人の個人コレクターたちのコレクションを90点以上も紹介。アール・デコの空間で、コレクターが愛した選りすぐりの逸品を鑑賞できる、贅沢な時間になりそう。

また、通常はできない写真撮影が平日(月〜金)限定で可能になるのも、この展覧会だけのお楽しみ。特に、毎週金曜は21時まで開館しているので、夕涼みがてら、仕事帰りに寄るのもいいかも。

重要文化財となったばかりの美術館。タイムリーなこの時期に、改めてアール・デコの魅力を体感して。

画像上:《大客室》(松井写真館 1933年頃)
画像中:東京都庭園美術館 本館 次室と香水塔
画像下:装飾パネル《競技者 C》ルネ・ラリック 1912年 大村美術館(角館)蔵