花火大会やテーマパークなどでの迷子防止のキラーアプリ「スマココ」の3つのスゴイ理由

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スマホは、意外に役に立たない。そうおもったことはないだろうか。
例えば、
イベントなどで、友人や子供を見失った際、電話やメッセンジャーを送信しても、相手が通知を見なければ、完全にスルーされてしまう。

そんなときに役立つのが「スマココ」という無料アプリだ。

●位置情報を一定間隔で通知し続ける「スマココ」
「スマココ」は、同じアプリを利用しているユーザーに、位置情報を一定間隔で通知し続けるシンプルなアプリだ。
相手の居場所は、地図上に表示され、何時何分にどこにいたかがわかるようになっている。

しかし、これ以外にメリットが3つある。
1・匿名性の高いID設定
このアプリは、個人情報を登録する必要が無い。
ニックネームを入力すると、24時間だけ有効な7桁のIDが発行される。それを教えることで相手も位置情報がわかるという仕組みだ。
つまり、24時間経過すると、IDは破棄されるため位置情報は通知されなくなる。
自宅の場所を延々と通知し続けてしまうということも防げる。
なお、初期設定は24時間だが、1時間〜24時間まで自由に有効時間を設定することもできる。
例えば、
みんな遊んでいる5時間だけ位置情報を通知させる
なんて使い方もできるのだ。

2・最大10人まで同時に確認可能
このアプリで確認できるIDは最大10名までとなっている。したがって、複数人で出かけた際も、誰がどこに居るのか一目瞭然だ。
例えば
「○時まで自由時間ね」と時間を区切って自由行動をしても、時間内に戻ってこない人を探しに行ける。



最大10人までの位置情報をまとめて表示できる


3・意外と減らないバッテリー
位置情報通知アプリは、バッテリーの減りが大きいというのが定説だ。
しかし、筆者の「Xperia Z3 Compact」にて90秒間隔で位置情報を通知する設定で、半日利用してみたところ、バッテリーは15%程度しか消費しなかった。バッテリー消費に関してはかなり優秀な部類に入るだろう。
なお、バッテリー消費が気になる場合は、通知更新間隔を5秒〜300秒まで設定できるので、60秒や90秒など長めに設定しておくと良い。



自転車レース専用にするには勿体無い便利アプリだ


「スマココ」は、もともとは自転車レースなど、複数の居場所確認に利用するアプリだが、夏の家族やグループなどで外出に、かなり活用できるだろう。

夏休みの旅行やイベントなどで、ぜひ使ってみてほしい。

スマココ|シャープ


布施 繁樹