Doctors Me(ドクターズミー)- 【育毛医療コラム】vol.1: “薄毛”の悩みは男女平等!? 毛髪専門外来って何をするの?

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毛髪専門外来って?

毛髪専門クリニック「ヘルスケアクリニック麹町」院長の橋口と申します。
日々外来診察をする中で、薄毛の悩みを抱える患者様より、

・毛髪外来って何をするの?
・本当に効果があるの?
・どこの毛髪クリニックも治療は同じなの?

そういったご質問をよくいただきます。今回そのご質問にお答えするために、薄毛の病態や当院の治療、毛髪の作られる仕組みや毛髪の特殊性などをご紹介させていただくことになりました。毛髪の神秘をご一緒に探求してみませんか?

毛髪外来患者の約半数は「女性」!

“薄毛の悩み”と聞くと毛髪外来の患者様は男性が多いイメージがあるかと思います。しかし、当院を受診する患者様の約半数は「女性」です。

毛髪外来を受診する女性患者様は、この10年ほどで増加していると言われています。近年、女性を取り巻く社会環境は大きく変化しており、ストレスの深刻化や生活習慣の悪化が影響を及ぼす種々の疾患が増えている他、無理なダイエットや運動が影響しての卵巣機能の低下による、生理不順や無月経も以前より多く見られるようになりました。

同様にホルモンバランスなど、体全身の影響を受けやすい「女性の毛髪」にも変化が起きています。

実際2013年に行われたアンケート調査によると、男女合わせて推定4200万人ほどの方が頭髪に悩みを持ち、その内、女性1700万人が抜け毛や薄毛に悩まれているとのデータが集計されています。女性は30代から40代で自覚される方が多いようですが、若年層(10代〜20代)で薄毛に悩む女性も増えているようです。

女性の薄毛、その原因は様々。

現在、日本では10人に1人の女性が髪に悩みを持っているという報告があります。女性用の育毛剤やウィッグを紹介するCMや広告もよく見かけますね。

髪のボリュームの低下や髪が細くなる、地肌が見えるなどの症状は外見の印象に大きくかかわるため、男性に比べても悩みが深刻なケースがあります。それにも関らず2013年のアンケート結果では、女性の5割強が脱毛の悩みを誰にも相談しないと回答しています。

同じ薄毛でも、その原因は男性に比べると幅広く

・間違ったヘアケア
・カラーリング、パーマのしすぎ
・付け爪などで頭皮をきちんと洗えていない、ヘアエクステンションによって自毛が引っ張られる
・ダイエットによる影響
・女性ホルモンのバランスの乱れや、甲状腺疾患などの内分泌疾患
・薬物の影響

など原因は様々です。

初めての診察ではどんなことをするの?

当院では薄毛の原因を把握するために

・医学的観点からの検査
→毛髪は美容面だけでなく、毛髪の異常が全身性疾患のサインになることがあります。全身性疾患の鑑別のため血液をはじめとする種々検査や、影響を及ぼす可能性のある薬剤のチェック等を行います。

・日常の髪の扱い方
→頭皮環境の確認をし毎日のシャンプーが正しく行われているかなどをチェックすることから治療を開始しています。

髪に悩む方は性別や年齢を問わず、一人として同じ状態の方はいません。それぞれの生活習慣や基礎疾患が影響し、その結果それぞれの原因で髪の弱体化が進んでいます。

原因を把握し、適切な治療や髪の扱い方の指導を受け、日常生活やヘアケアを繰り返していただくことが髪の回復にはもっとも重要です。
当院では、ホルモンに影響を与える薬剤などを服用しない毛髪の治療に取り組んでいます。

〜医師:橋口 華子〜