『NINJA THE MONSTER』ポスタービジュアル

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DEAN FUJIOKAの主演映画『NINJA THE MONSTER』が海外で公開される。

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2013年末から行われた撮影、編集、VFX処理などを経て完成したという同作。松竹が若手映画制作者の育成のために発足させたブルーラインレーベルにおいて、初めて海外マーケット向けに制作された作品だ。ワールドプレミアが予定されているカナダの『ファンタジア国際映画祭』をはじめとする数々の国際映画祭にエントリーし、海外での反響に応じて日本での公開が決定されるという。

物語の舞台は、忍びを危険視した幕府によって「忍者禁止令」が発布された時代。忍者であることを伏せている主人公の伝蔵が、得体の知れない「もののけ」から長野藩の幸姫を守り、山を越えて江戸を目指す様を描く。

伝蔵を演じるのは、これまでに香港や台湾、アメリカなどで活動し、現在フジテレビ系で放送中のドラマ『探偵の探偵』や、9月から放送されるNHK連続テレビ小説『あさが来た』への出演でも知られるDEAN FUJIOKA。ヒロインの幸姫を、宮藤官九郎監督の新作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』にも出演している森川葵が演じる。

メガホンをとったのは、『太秦ライムライト』などの落合賢。脚本は、『超高速!参勤交代』の土橋章宏によるオリジナルとなる。

■DEAN FUJIOKAのコメント
忍者は世界中でninjaとして知られています。
しかし同時に、忍者とは(日本人にとってさえ)神秘的な存在であると思います。
注目してほしいポイントは、忍者のアクションや殺陣だけでなく、(この映画の設定である忍者の存在が禁止された世界で)与えられた使命を全うすることが己のアイデンティティーとする忍者の生き様を感じていただけたらと思います。
撮影をした京都の街は、現代日本の中で伝統が色濃く残る街です。
その環境で撮影できたことは母国の再発見という意味でも非常に思い出深かったです。雪の降る冬の京都は非常に寒かったですが(笑)
それもまた京都を感じる事ができた貴重な経験の一つです。
今回日本国外での発表が先になりましたが、若い頃から各国を旅してきた私にとって本作品の一部となって世界を“旅”できることは本当に光栄です。
日本公開時には是非日本の皆様にも新しい忍者像を楽しんでいただけたら嬉しいです。

■落合賢監督のコメント
原作ものしか企画が中々通らない昨今、ゼロから企画を開発する喜びを噛み締めることの出来た作品、そして脚本開発からスクリーンで上映されるまで、細部の細部まで妥協することなく全身全霊で挑んだ意欲作です。
海外の方が持っている従来の忍者のイメージを一新すべく、逆輸入俳優ディーンフジオカさんはジェイソンボーンのような賢く機敏な忍者像を創りあげ、新進気鋭の森川葵さんが演じる可憐だけど芯の強い姫と織りなす化学反応が映画最大の見所だと思います。
日本アカデミー賞を受賞された脚本家の土橋さんや太秦のベテランスタッフに加え、カメラマンはアメリカ人、作曲家はベルギー人、サウンドデザイナーはメキシコ人という国際派のメンバーが紡いだ画の質感や音の存在感は今までの時代劇とはひと味違った仕上がりになりました。
今までの作品の中でも一番苦労した作品でもあり、そのぶんだけ達成感を感じた作品です。普段、時代劇をあまり見ない方にも楽しんで頂けるエンターテイメント時代劇になっているので、一人でも多くの方に御覧になって頂きたいと切に願っております。