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ライブドア、フジテレビ買収か?

【PJ 2005年03月19日】− ライブドアがLBOでフジテレビを買収するという。ライブドア堀江社長は今のところ、この件に関してはお茶を濁しているようで、まだ噂(うわさ)の段階だ。

 LBOとは、「Leveraged Buy-Out」(レバレッジド・バイアウト)の略で、「レバレッジ=てこ」の名の通り、「てこの原理」を用いて小さな企業が大きな企業を買収するという方法。つまり、買収相手の企業の収益、資産を担保として資金調達をし、買収するという手法だ。自分の会社が小さくても、相手の信用力があればあるほど資金を集めやすいという、魔法のような資金調達法である。

 以前、テレビでLBOのことを堀江社長が、金さえ貸してくれるところがあるならば、誰(だれ)だって買収できる手法ということを話していた。もしも、このLBOが実現すれば、フジテレビがほとんど確実に手に入るということになるだろう。「ライブドアに金を貸してくれるところが現れた」という時点で、経営手腕を買われたことにもなるのだろう。

 堀江社長の心中は分からないが、インターネットの世界はスピード重視だ。早い段階でテレビをネットと融合させたいのだろう。しかし、フジテレビの株を買い占める金がない。普通はそこであきらめてしまうが、そこはホリエモン、そうではないようだ。もしも、金を持っているところが、堀江氏に魅力を感じて「彼なら儲(もう)けてくれるだろう」と思って投資をすれば、資金はいくらでも調達できるだろう。さらに、LBOの場合は、自分が小さくても、買収相手の大きな企業がだくさん稼いでくれれば、借金を返してくれるわけなので、まさしく「てこの原理」だ。

 今後は、資産を持っていても、それを有効利用しない社長さんが経営している企業は、狙(ねら)われるではないだろうか。「自分が代わりに経営してやる」という人も出てくるだろう。もし、その人に投資するだけの魅力があれば、資金は集まり、買収も可能ではないだろうか。

 ちなみに、18日のフジテレビの株価の終値はストップ高でした。これは、おそらくライブドアがフジテレビの株を買うという思惑から、買いが入ったのだろう。時価総額まで上げてもらったフジテレビは、ホリエモンに頭が上がらない状態だ。専門家の方々は、もし、ライブドアがフジテレビを買収した場合「買収後に借金を返せるのだろうか」ということを心配しているようだ。しかし、ホリエモンが、資投資意欲をかきたてるような経営者だとするならば、そのような人が日本に現れたのは、金余り現象の日本、そして世界において、喜ぶべきことではないだろうか。【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛【 埼玉県 】
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