1単元で約80万円のトヨタ株を買うなら 約2万円で買える日経平均を買いなさい!

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日本株の中でも王道の銘柄と言われるのがトヨタ自動車。このトヨタ株を買いたい人は多いと思うが、現状の株価は8000円近辺で100株単位であることから、買うには80万円を用意しなければならない。ところが、トヨタ株とほとんど同じ動きの株をわずか2万円から買う方法があるのだ。その方法とは…。

日経平均とトヨタ株の値動きはほぼ同じで
日経平均ETFはトヨタ株の40分の1の値段!

 ここ数年、個人投資家の人気上位に常に名を連ねているのがトヨタ自動車(7203)だ。トヨタ株は3年前なら3000円台で買えたのだが、今や株価は8000円近辺にまで上昇している。これは何を意味するのかと言えば、100株単位のため30万円程度で買えたトヨタ株が今では80万円ないと買えないということを意味している。つまり、100万円が上限の非課税口座のNISAで買えば残りの枠は20万円以下になるほか、そもそも80万円は用意できないという人にとっては高嶺の花なのだ。

 しかし、「トヨタは無理だね」と諦める必要はない。そこで役立つのが株と同じように売買ができる投資信託「ETF」だ。グラフを見て欲しい。

 これはトヨタ株の値動きと日経平均と同じ動きをするETFの値動きを比較したものだ。若干のずれはあるものの、動きはほとんど同じということがわかるはずだ。ただ、この2つには大きく違う点がある。それが投資に必要な最低額だ。そう、トヨタ株の80万円に対して、日経平均のETFは40分の1の2万円から買えるのだ。

「トヨタ株に限らず、どんな株を買おうかと迷っている人なら、日経平均と同じ動きをするETFを買うほうが儲かる確率は高まります。これから始める人ならETFだけでもいい。また、すでに個別株を持っている人でも3〜4割程度はETFに切り替えてもいいと考えます」

 と語るのはファイナンシャルリサーチ代表の深野康彦さん。

 ETFには、日本株なら日経平均やTOPIX、JPX日経400、米国株ならNYダウ、S&P500など、市場全体や優良株の指数に連動するものが用意されている。こうした指数は毎日、ニュースで伝えられることが多いので、初心者でもETFの値動きはつかみやすい。また、個別株と同じようにリアルタイムで取引できる上に、一般の投信より信託報酬などの経費が安い利点もある。

 さらに、高額な投資資金が必要な個別株を買う変わりに、小刻みな買い増しや利益確定もできるなどの売買でのメリットもあわせ持つETF。では、日本株に投資するなら、どのETFを買えばいいのか。

ETF選びは出来高とコストにこだわり
わかりやすい指数に連動するものを!

 ETFには様々なタイプがあるが、ここでは日本株に投資するものを3本紹介しよう。日経平均に連動するETFでは、信託報酬等(信託報酬+上場費用+指数会社に支払うライセンス料)が最も安いiシェアーズ日経225(1329)がオススメ。

 TOPIX連動型は信託報酬が0.078%(諸費用込みで0.123%)と最安のMAXISトピックス上場投信(1348)、そして最近注目度が高くなっている高ROE銘柄で構成されているJPX日経400に連動するタイプ最も取引が盛んなJPX日経400ETF(1591)がオススメだ。

 ところで、今発売中のダイヤモンド・ザイ9月号では、日本株だけでなく、NYダウなど世界中の様々な株価指数に連動するオススメETF大公開している。さらに、増配と値上がり益の両方が狙える「増える配当&上がる株価!ダブルチャンス高配当株」の大特集、「3万円台から買える!出遅れ10万円株」、別冊付録「桐谷さんの株主優待目的別ベストチョイス100」、「最新版・株主総会おみやげ図鑑&気になる総会生中継」など、株の情報が満載となっている。