写真提供:マイナビニュース

写真拡大

7月24日より、東京・池袋サンシャインシティ文化会館で毎年恒例のウルトラマンイベント「ウルトラマンフェスティバル2015」が開催されている。TBSと円谷プロによる「ウルトラマンフェスティバル」は、1989年の第1回以来、毎年の夏休み定番イベントとして安定した人気を誇り、前回までの開催で累計来場者数430万人を突破している。

「ウルトラマンフェスティバル」では、歴代ウルトラヒーローたちと怪獣の激しい戦いを再現した「バトルジオラマ」、撮影に使われた小道具や衣装、台本などを展示する「資料コーナー」、エアードームやウルトラ縁日などで構成される「プレイゾーン」、そして超豪華なアクションショーが楽しめる「ライブステージ」、最新商品やイベント限定商品などを販売する「物販コーナー」など、各エリアの催しは、毎年のテーマによってさまざまに彩られ、安定したクオリティを保ちながら常に変化と挑戦を続けている。

今年のテーマは「超・体・感」というもので、ウルトラマンシリーズの本来の魅力、すなわち「巨大ヒーローVS巨大怪獣」という部分を見つめなおし、精密なミニチュアセットや、巨大怪獣の存在感などを従来より強調したイベント内容になっている。

入口を抜けた直後のエリアでは、新聞報道やテレビニュースなどで「怪獣出現」のシチュエーションをリアルに演出。子どもたちをそのまま「ウルトラ怪獣の世界」に導く役割を果たした。

展示コーナーでは、『ウルトラマン』のジェットビートル、『帰ってきたウルトラマン』のマットアロー2号のミニチュアや、歴代ウルトラヒーローの飛行ポーズ人形など、撮影に使われた貴重な小道具類が並べられている。

今回のテーマ「超・体・感」のとおり、実際に子供たちが怪獣とふれあえるスペースもある。レッドキングの大きな尻尾をつかんでふりまわしたり、エレキングの長い尻尾にからまって写真を撮ったりすることができる。

今回の目玉企画のひとつ「巨大バトルジオラマ」約50畳もの広大なスペースに、精密な市街地のミニチュアセットが作りこまれ、そこでウルトラヒーローと怪獣たちの大激闘が繰り広げられている。とにかくスケールのデカいジオラマだけに、どの角度から覗いてもウルトラヒーローと怪獣のベストファイトが楽しめる。さらに、特定のポイントに立つと、ジオラマに合わせて歴代ウルトラマンシリーズのストーリーを紹介する音声が流れるといった、粋なサービスも備わっている。カメラを構える際は、ぜひとも視点を低くして、ウルトラマンシリーズの特撮監督になったつもりで最高のショットを収めてもらいたい。

ウルトラマンシリーズのコアなファンにとって感涙ものの資料展示コーナーでは、歴代ウルトラマンシリーズの企画書や、番組宣伝に使用された特製ハガキ、各シリーズのシナリオなどが公開されている。

特撮のステージを模したジオラマコーナーでは、『ウルトラマンA』第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」の戦闘シーンを撮影するスタッフたちの様子が精密なミニチュアによって再現されている。ステージの扉を覗くと、もうそこは特撮現場の世界。頭上からは、「準備オーケー、用意スタート!」など、撮影時の緊張感に満ちた音声が流れてくる。常にこのような画面に映らない大勢のスタッフたちの努力と熱意に支えられて、特撮テレビ映画ができていることがうかがえる。

今回の「ウルフェス」の目玉「超巨大ウルトラセブン」ジオラマ。どれくらい巨大かというとウルトラセブンの手がちょうど子供の身長と同じくらいの大きさ。セブンの顔は.3.5メートル大に作られている。『ウルトラセブン』第25話「零下140度の対決」のワンシーンをイメージしており、「凍結怪獣ガンダーが破壊した建物の破片から、人々を守るウルトラセブン」というシチュエーションで記念写真を撮影することができる。ウルトラセブンは豆粒ほどから、身長40メートル以上まで自在に大きさを変えられる万能のヒーロー。以前の「ウルフェス」では実物大のアイスラッガーや、ウルトラマンの巨大な「顔」などが展示されていたが、今回は巨大化したウルトラセブンと一緒に子どもたちがテレビ映画の世界へ入り込んでいくような、リアリズムが強調されている。

「ふれあい広場」では、地底から顔をのぞかせた古代怪獣ゴモラ(『ウルトラマン』に登場)の、全高6.6メートルもの超巨大ジオラマがお出迎え。このゴモラ、見上げるわれわれ人間たちをにらみつけるかのように、目玉がギョロリと動くギミックまであって迫力満点。ぜひ会場で実物のダイナミズムを体感してほしい。

ウルトラマンシリーズを支える「特撮」の魅力は、「ふれあい広場」脇の記念撮影コーナーでも感じることができる。精密なミニチュアの街と空に囲まれることによって、子供たちもたちまち巨大に変身! 想像力の幅を広げる特撮映像の世界に入り込むことができる。

毎年、緻密に作りこまれたストーリーとダイナミックなアクション、そして舞台という特性を十二分に活かした斬新な演出で大人気の「ライブステージ」。7月24日から8月10日まで上演される第1部「X〜新たなる可能性」では、新ヒーロー「ウルトラマンX」を中心にして、宇宙人と地球人が共に力を合わせて正義のために戦う「絆」の強さがテーマ。会場には、人間と仲良くなったレイビーク星人(ウルトラマンティガ)やフック星人(ウルトラセブン)たちがおり、気さくに記念写真に応じてくれた。

なお、『新ウルトラマン列伝』内で放映されている『ウルトラマンX』の第3話に登場する、ウルトラマンエックスの新たなる力「エレキングアーマー」も舞台上で披露されていた。

ライブステージのクライマックスでは、ウルトラヒーローを圧倒する巨大さの暴君怪獣タイラントが出現。かつて、ゾフィーからタロウまでのウルトラ6兄弟を相手に戦ったタイラントがよりパワーを強めて襲いかかり、エックスやギンガ、ビクトリーを苦しめた。

「ウルトラマンフェスティバル2015」は、池袋サンシャインシティ文化会館4F展示ホールBにて、8月30日まで開催。ライブステージは8月11日より第2部「信じる心×絆の鎧」が上演される。

(C)円谷プロ

(秋田英夫)