外務省は18日、日本で集められた中古柔道着の輸送費としてイラク柔道連盟に対する7400ドル(約82万円)の草の根文化無償資金協力を決め、バグダッドで署名式を行ったと発表した。

 今回贈られるのは中古柔道着200着。国際柔道連盟の教育コーチング理事を務める山下泰裕氏の要請で、参議院柔道議員連盟や、以前から中古柔道着を集め不足している地域に送る活動をしている全日本柔道連盟が協力した。柔道着はすでに成田を出発し、アンマンを経由して陸路でイラクに向かっているという。

 イラクの柔道人口は約2万5000人。昨年3月には畳200枚と柔道着150枚が贈られ、同7月には外務省と全日本柔道連盟の招きでコーチと選手各1名が来日するなど、活発な支援交流が行われている。今後も全日本柔道連盟と講道館は、畳や中古柔道着、スポーツ用品メーカーから寄贈された子供用柔道着などを送る計画を立てている。【了】