「適応障害」という病、一度は耳にしたことがある人も多いのでは。適応障害は「こころの病」ともいわれており、ストレス障害の一種といわれています。症状を軽減するには、心療内科や精神科に通院し、治療を受けることも大切ですか、同時にストレス因子を取り除くことも考えていかなければいけません。他人事のように感じてしまいますが、ストレス社会を生き抜くあなたも、適応障害になる可能性がゼロではないのです。そこで今回は『ストレス過多に注意! 「適応障害」ってどんな病気なの? 』をご紹介いたします。

適応障害の基礎知識

精神疾患の一つである適応障害は「こころの病」ともいわれており、周囲のストレス因子によって、日常の生活、あるいは学校や仕事において著しい障害が発生してしまい、社会生活そのものが難しくなる病です。

ストレス障害といっても、PTSDや急性ストレス障害などさまざまですが、適応障害は人間関係や仕事上のトラブルといったハラスメントが原因となり、身体的・精神的不調があらわれるようになります。症状としては、焦燥感、抑うつ、不安、混乱といった精神的症状や下痢、頭痛、吐き気、だるさ、体が震えるなどの身体的症状があります。

一見、軽いうつ病と似た症状なので、適応障害とうつ病は区別がつきにくいともいわれています。対処法としては、心療内科や精神科を受診し、カウンセリングを受けながら、投薬治療を受けるのが一般的。

適応障害の症状をそのままにしておくと、うつ病になってしまったり、自律神経失調症になる可能性もあるため、自覚症状がある場合は必ず病院を受診しましょう。

疲れたら、とことん休む

こころの風邪をひくと、周囲と自分を比較して、余計にひどく落ち込んでしまう場合もあります。風邪をひいたら横になって休むように、こころの病にかかったときも、まずは体と心を休ませるようにしましょう。特に適応障害の場合は、ストレス要因を取り除いてあげることが何よりも重要になってきます。無理をして会社や学校に行っても、余計に疲れてしまうだけ。後のことは何も考えずに、ただ休むことに集中していきましょう。

誰でもストレスがたまれば、何もかも投げ出したくなります。「適応障害」の予防法としては、やはりストレスの受け止め方を工夫することが大切。どうしても辛くなってしまったときは、一人で抱え込まず、心療内科や精神科を受診し、カウンセリングを受けてみましょう!


writer:山口 恵理香