遠藤&浅野選出も…U-22代表の奮起促すハリル「若いだけでは呼べない」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は23日、東アジア杯を戦う日本代表メンバー23人を発表した。リオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22代表からは、DF遠藤航(湘南)とFW浅野拓磨(広島)の2選手がメンバー入りを果たした。

 U-22代表では主にボランチを務める遠藤だが、湘南では3バックの右を任されている。ハリルホジッチ監督は「Jリーグでは3バックのチームが増えてきていますが、4バックのSBの機能ではないと思っています」と語っており、所属チームでは3バックの一角を担いながらもDF槙野智章(浦和)がハリルジャパンではCBを務めているように、遠藤もCBとして起用されることになりそうだ。

「彼が入ったおかげで広島が逆転勝利した」。直近で行われたJ1第2ステージ第3節浦和対広島を視察した指揮官は、後半20分からピッチに立って劇的に試合の流れを変えた浅野を「得点を取れる選手」と評価している。「中央でもサイドでもプレーできると思いますが、“間”や“背後”でスピードを使ってボールを求めてほしい」と自慢のスピードで攻撃に変化を与えてほしいと期待を寄せた。

 事前に発表されていた予備登録メンバーには、遠藤と浅野の他に、GK櫛引政敏(清水)、DF松原健(新潟)、DF山中亮輔(柏)、DF川口尚紀(新潟)、DF岩波拓也(神戸)、DF植田直通(鹿島)、MF喜田拓也(横浜FM)の7選手が名を連ねていた。しかし、5月に行われた代表候補合宿メンバーに選出されていた岩波と植田も落選し、最終的にU-22代表からは2選手しか選ばれなかった。

 ハリルホジッチ監督は「五輪代表の選手も分析していますし、岩波や植田らも呼びたいと思っています。しかし、彼らは50人のリストには入ってきますが、23人のリストにはまだ入らない。若くてパワーがあるからだけでは呼べません」と話しつつも、「他の選手のこともしっかり追跡しているので、トレーニングをして向上を続けてほしい。代表に入る資格があると判断すれば、すぐにでも呼びます」と若き戦士たちのさらなる奮起を促した。

(取材・文 折戸岳彦)


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