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千葉県柏市の「柏の葉キャンパス」地域のまちづくりを推進している、千葉県や柏市と民間団体、大学で構成する「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)」は、地域の関連団体などと協力して、地域連携型の新たな教育プロジェクト「未来こどもがっこう」を開校することになり、その発表会が2015年7月19日、柏市内の柏の葉カンファレンスセンターで行われた。

「宇宙パラシュート」カリキュラム見学会も実施された

「未来こどもがっこう」は、柏市と同市教育委員会の後援のもと、「これまでの"学校"という枠を超えた地域全体での学びの場」の創出をテーマに、柏の葉キャンパス地域に関わるさまざまな団体・個人と協力し、多彩な学習カリキュラムを提供する教育プロジェクト。大学教員や学生、街に関わるアーティストなどを講師に招き、ワークショップやフィールドワークなど体験型の学習カリキュラムを「探究」「先端」「健康」「創造」「共創」といった5つのテーマに基づいて実施する。

開校発表会には、アーバンデザイナーで東京大学教授のUDCKセンター長、出口敦さん、柏市の秋山浩保市長らが出席。出口さんは「街の環境やそこで出会う人たちが、子供や人を育てる」と、教育と地域の結びつきの重要性を強調。その上で、「地域のみなさんにご参画いただいて、未来を担う子どもたちの想像力を育てたい」と同プロジェクトにかける抱負を語った。

発表会では、日本で初めて個人での「風船を利用した宇宙撮影」に成功した岩谷圭介さんを講師に、「宇宙パラシュート」カリキュラムの見学会を開催。200人以上の応募から選ばれた50人の子どもたちが参加し、宇宙撮影に使用するパラシュートの製作に挑戦した。「(パラシュートの傘に)糸を通すのが難しい」と苦戦する子どもに、参加したボランティアスタッフが「自分でやり遂げるのが大切だよ」と声をかける姿が印象的だった。

「未来こどもがっこう」のカリキュラムは、15年7月から16年3月まで、毎月定期的に開催を予定。8月22日と23日には夏休み特別カリキュラムとして宇宙をテーマにした「宇宙アドベンチャーフェスタ」を開催。オリジナルプラネタリウムの鑑賞会や、実際に風船を宇宙に打ち上げた上映会などが実施される。そのほか、11月には秋の集中講座、12月から翌年2月にかけては地元の小学校と協力した特別カリキュラムを実施する予定だ。

カリキュラムの対象は幼児から高校生(一部、ファミリー参加もあり)。申し込みは、「未来こどもがっこう」のウェブサイトから行える。