気象庁はインド洋で大地震が発生した際に、津波到達時間などの「津波監視情報」を沿岸各国に提供する態勢を整えた。現在、インドやインドネシア、スリランカなど27カ国に情報を受け取るかを照会中で、希望があった国に対し順次、提供を始める。

 津波監視情報は、インド洋で津波発生の可能性が高まるマグニチュード6.5以上の地震が発生した場合、発生時刻、震源の位置、地震の規模、津波の可能性の有無などを通知。さらに津波の恐れがある場合は、インド洋沿岸を43区域に分け、到達するまでの予想時間を伝える。

 同庁はスマトラ沖地震を受け、インド洋沿岸諸国に本格的な津波早期警戒システムが構築されるまでの間、暫定的に津波監視情報を提供するため、ホノルルの太平洋津波警報センターと協力して準備を進めてきた。【了】