お酢には、食欲の増進、消化促進、クエン酸の働きで速やかに疲労回復するなど健康にいい効果がいっぱいです。防腐・殺菌効果もあるので、食品が腐りやすい夏には、積極的に活用したいもの。ここでは、お酢の種類によって違う健康効果をご紹介します。

こんなにある! お酢の健康効果

お酢の疲労回復効果は、体内でクエン酸に変化したお酢が、クエン酸サイクルによって疲労物質乳酸を除去してくれることによるもの。クエン酸サイクルでは、余分な脂肪をエネルギーに変換してくれるため、ダイエット効果も期待できます。クエン酸サイクルによって、老化の原因となる酸性物質を取り去ることができるため、アンチエイジング効果も。これ以外にもお酢には血液をサラサラに保ったり、カルシウムの吸収を助けて骨粗しょう症を予防する効果もあるのです。

お酢の種類によって違う健康効果と美味しい飲み方

醸造酢は穀物や果物を醸造して作ったものですが、原料によって含まれる栄養素が異なるので、健康効果も違います。

ご飯と相性抜群の米酢・純米酢

米が原料の米酢・純米酢は、米の甘味やまろやかさが特徴で、ご飯との相性が抜群です。酢の物ならやっぱり米酢がピッタリですし、お寿司に使えば殺菌効果で食中毒を予防して、保存性を高める効果もあります。米と米麹だけで作ったものが純米酢です。

黒酢にはアミノ酸がたくさん含まれている

黒酢は玄米と麹を原料にして、1年〜2年じっくり熟成させて作ります。他の酢と比べてアミノ酸が多く含まれているのが特徴です。アミノ酸には脂肪を燃焼させる効果があるので、お酢のクエン酸サイクルとのダブルパワーでダイエットに効果的です。ダイエットフードのバナナ酢を黒酢で作れば、食物繊維もたくさん摂れてより効果的です。

リンゴ酢にはカリウムがいっぱい

リンゴを原料にしたお酢で、穀物が原料の酢と違いアミノ酸は含まれていませんが、カリウムが多く体内の塩分を排出し血圧を下げる働きがあります。もちろんクエン酸の疲労回復効果は健在。リンゴ酢をフルーツジュースで割ったサワードリンクなら、夏でもスッキリどんどん飲めます。

バルサミコ酢には熟成によるエキスがいっぱい

バルサミコ酢はワインビネガーと白ブドウ果汁を煮詰め、数年〜数十年熟成したものです。コクの深い香りと味が特徴。熟成するため、エキス分が多く、血液をサラサラにしたり、血行を促進する働きが高くなります。ドレッシングとしてサラダにかけるだけでなく、フルーツやアイスクリームにかけても美味しくいただけます。


writer:岩田かほり