Doctors Me(ドクターズミー)- 塩分の与え過ぎに注意!犬に多い心臓病、心臓肥大とは

写真拡大

10歳以上のワンちゃんはなりやすい?

ワンちゃんが年をとってきたせいか、咳をする、散歩に行きたがらない、食欲が無い、呼吸が常に荒い、すぐ疲れてしまうなどありませんか?

一般的に10歳以上の犬では約1/3が心臓病になるといわれ、死亡原因のトップ2という珍しくない病気です。
心臓はポンプの働きをしていて全身に血液を送り、酸素、二酸化炭素、栄養などを絶えず送っています。この働きが悪くなると様々な症状が出てきます。

心臓病になりやすい犬種は?

心臓肥大の症状は色々ありますが、犬に多いのは心臓拡大で、心臓がゴム風船のように薄くのびてしまい、収縮する力が弱くなることで血液循環が悪くなるものが代表的です。体に必要な酸素や栄養などが不足したり、大きい心臓によって気管が押され、冒頭に書いたような症状が出ます。進行すると胸水や腹水、失神が起こる場合もあります。

また、完治させることは困難で、手術が出来る場合もありますが、薬で進行を遅らせる治療が主です。
遺伝的に心臓病になりやすいという犬種では特に注意が必要です。

小型犬では、マルチーズ、シーズー、ポメラニアン、キャバリア、チワワなどです。中型犬では、柴犬、ビーグル、雑種、大型犬ではラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリーバー、シェパードなどです。

心臓への負担を軽くしてあげよう!

心臓病にならないようにこれをしておけば大丈夫!という確実なものがありませんが、普段の生活に気をつけることで心臓への負担が軽くなれば、発生や進行を遅らせる可能性はあります。

食事では、ヒトの食べ物を与えない。これは肥満や塩分(ナトリウム)の摂りすぎになります。塩分を多く摂ると、薄めようとして体内に水分を蓄えようとします。これにより血圧が上がり、心臓に負担がかかります。塩分を控えたバランスのいい総合栄養食をあげましょう。

運動では、全速力というよりは散歩(ウォーキング)がおすすめです。心臓に負担をかけない方法という点では人間も犬も同じですね。
飼い主さんであれば大切な家族と長く一緒にいたいという想いは同じ。大切な愛犬に長生きしてもらえるように生活を一度見直してみてはいかがでしょうか。