Doctors Me(ドクターズミー)- 【DNA Diet and Lifestyle】vol.2: ジャンク・フードが与える影響1

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ジャンク・フード=タバコと同じくらい身体に害!?

ジャンク・フードとは、即席麺やスナック菓子など他種類に渡りますが、基本的に「高カロリー、高塩分、大量の糖質を含みビタミンやミネラル、繊維などがあまりなく、添加物が入っていたりして、ヒトにとって必要な栄養価が低い食品」のことです。

・昨今の糖尿病や高血圧などのメタボリックシンドロームに関連した病気の増加とジャンク・フードが関連している
・ガン、うつ病、犯罪の増加などには、実はジャンク・フードと関連があるという多くの報告がある

…こう聞いて驚く方はそれほどおられないでしょう。言われても、「まぁ、そんなものかも」という程度だと思います。

では、これはご存じですか?
ジャンク・フードに関して、国連のオリビエ・デシューター特別報告官(食糧問題担当)は、こう提言しています。
2012年には「不健康な食料品への課税や、飽和脂肪、塩、糖などが多い食品に対しての規制をすべきだ」
2014年には「タバコの危険性について世界中が足並みを揃えて規制を行ったように、適切な食事についての思い切った規制をすべきだ」

つまり、ジャンク・フードはタバコと同じくらい危険だと警告しているわけです。確かにジャンク・フードが体に良いと思う人はいないでしょうが、「タバコと同じくらい悪い」という認識が必要なのです。

ジャンク・フードに関しての様々な実験

またこんな実験結果も出ています。

マウスを、ジャンク・フードを与えるグループと、健全な食事を与えるグループに分けて調査した実験では、ジャンク・フード群は肥満になり、しかも反応・動きも鈍くなったのです。なお、6ヶ月こうした餌を与えた後、9日間だけジャンク・フード群に健全な食事を、健全な食事群にジャンク・フードを与えて、動きの増減や体重の増減を調べていますが、9日間では変化はありませんでした。[※1]

また、乳幼児にジャンク・フードを与えていると、7-8歳の頃のIQやウエストや血圧に小さいとはいえ差が出てくるという実験結果もあります。[※2]

〜医師:松本 明子〜

脚注

[※1]Physiol Behav. 2014 Apr 10; 128:220-5
[※2]Am J Clin Nutr. 2013 Jun; 97(6):1375-86.