ちょいワル役者のジョニデ、海賊姿で小児病院サプライズ訪問のイイ話
 最近これといったヒット作がなく、昨年末「最も影響力のない30人」の一人に選ばれたジョニー・デップ(52歳)。

 昨年11月には泥酔スピーチ騒ぎ、今春3月にはオーストラリアに無許可で愛犬を連れ込んだことであわや懲役10年の騒動を引き起こし、 罰金を支払ってことなきを得るちょいワルぶりも話題となりました。

 そんなジョニーが、先日、子どもたちを喜ばせるサプライズを敢行! 何とも深イイ話を残し、汚名返上しました。

◆ジャック・スパロウ船長にキッズ大興奮!

 現在、ジョニーはオーストラリアのクイーンズランドで『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第5弾となる『Dead Men Tell No Tales』(原題)を撮影中。

 その撮影の合間を縫って、7月7日、ジョニーと共演者のスティーヴン・グレアム(41歳)がブリスベンにある小児病院を訪問しました。

『Yahoo! Celebrity』によると、二人はヘリコプターで病院に到着すると、たっぷり3時間滞在。ジャック・スパロウ船長のコスチュームに身を包んで現れたジョニーは役になりきり、子どもたちに海賊の金貨を配ったり、写真撮影のためにポーズを決めたりと、楽しいひとときを過ごしたのだとか。

 数週間前までは昏睡状態だったマックス・ベネット君(7歳)も、ジョニーに会えた幸運なキッズの一人。

 マックス君の母親は取材に対し、「ジョニーはベッドから離れられない子どもたちのために各部屋のベッドサイドまで順番に回っていました。私たちは部屋の前で待っていたんだけど、息子は彼との会話をすごく楽しんでいたわ」と感激した様子でコメントしています。

 聞けば、子どもたちとできるだけ一緒にいる時間を持つことを条件に病院を訪れたというジョニー。気遣って先を急がそうとする周りのスタッフに動じることなく、何度も病室に戻ってきては子どもたちを笑わせていたそうです。

◆ヒーローの病院訪問は日常茶飯事

 実は、ハリウッドのスター、特にスーパーヒーローを演じている役者たちが病床の子どもたちを訪問するのは、珍しいことではありません。

 たとえば、今年2月には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラット(36歳)が同作のヒーロー、スター・ロード姿で、親友のクリス・エヴァンス(34歳)の地元であるボストンの病院へ入院中の子どもたちを訪問。

 3月には、今度はエヴァンスが『キャプテン・アメリカ』のコスチュームを身にまとい、プラットの地元、ワシントン州の病院へ子どもたちを訪問しました。

 『People』によると、二人の病院訪問は、2月1日に行われたアメリカンフットボールの優勝決定戦、スーパーボウルでの賭けがきっかけ。

 ボストンを本拠地とするペイトリオッツ・ファンのエヴァンスと、シアトルを本拠地とするシーホークス・ファンのプラットが、チャリティー目的で “敗者のサポーターは勝者の地元の小児病院を、自らが演じるヒーロー姿で訪れること”という賭けをしたからでした。

 結果はエヴァンス側(ボストン)の勝利に終わったため、キャプテン・アメリカが病院を訪問する必要はなかったのですが、子どもたちを元気づけるため、勝ち負けに関係なく、エヴァンスもワシントン州シアトルにある小児病院をサプライズ訪問したのです。

 ヒーローからのこんなサプライズなら大歓迎! 病気で苦しむ子どもたちに生きるパワーを与えるヒーローたちからの粋なプレゼントに、見ているこちらも癒やされます。

Source:
『Yahoo! Celebrity』 http://yhoo.it/1KU54O8
『People』http://bit.ly/1LH2KL2

<TEXT/橘エコ>

【橘エコ】
アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。大学事務と米大手スーパーマーケット勤務の二足のわらじを履いてアメリカカルチャーの裏側を探る、自称アメカジスパイ。ハリウッド最新映画レビューやゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中(http://milkik.com/)