Doctors Me(ドクターズミー)- 自宅での介護、具体的にはどんなことが必要になる?

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超高齢社会の日本が抱える問題

いまや世界的に類をみない超高齢化社会に突入した日本。子供が親を介護するだけでなく、自分と同じように高齢になった配偶者を介護するという状況も多く生まれています。また、祖父母と同居している子供夫婦が共働きで忙しい場合、孫が祖父母の介護をしなければならないケースもあるので、年代に関係なく介護という問題に向き合う必要があるといえるでしょう。

実際に介護が必要になったとき……

自宅で介護を行う場合、具体的にどのようなことが必要になるかは、介護の状況により大きく異なります。ここでは仮に、脳梗塞で倒れて緊急手術を行い、身体の半分に麻痺が残り自分で歩くことが出来ない、という状況を考えてみましょう。

自宅介護で必要になる具体的なもの

まず自分では歩けないため、移動するための車いすが必要です。また、身体の半分が動かない場合は布団で寝ることは困難なため、ベッドが必要になるでしょう。できることなら電動で頭側が持ちあがる“ギャッチアップ式ベッド”をオススメします。病院に入院している間に市町村の介護保険担当窓口へ行き、要介護認定の申請をしましょう。そうすることで、車いすやベッドなど対象となる介護用品を1割負担でレンタルすることが可能です。

また、自宅の玄関から上がる際に段差があったり、トイレに車いすを入れるスペースがないなど、車いすでは過ごしにくい住宅の場合、住宅改修という工事を行う必要があるかもしれません。これも、介護保険である程度の補助が出ます。

さらに片手で食事をするのが困難な場合、介護食器も必要になります。トイレに行くことも難しくなるため、ベッドの脇にポータブルトイレが必要な場合もあります。トイレが出来なくなってしまった場合には、尿漏れにそなえ、失禁パンツや尿取りパット、あるいはオムツも必要になるでしょう。

まとめ

自宅介護をする際には、起こりうる様々なことを想定して万全の準備をしましょう。
また準備のほかにも、介護の悩みを相談できる家族や親族、友人、そして介護関係の専門家などに相談し、自分一人で介護を抱え込まないことも大切です。支援してくれる人やネットワークづくりを行うことは、何にも代えがたい支えとなるはずです。