今週は福島オープンに参戦!聖地で味わった悔しさを母国でぶつける(撮影・岩本芳弘)

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<全英オープン 最終ラウンド◇20日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>
 スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開催された、メジャー第3戦「全英オープン」は悪天候のため持ち越した最終ラウンドを月曜日に実施。首位と5打差のトータル7アンダー18位タイからスタートした松山英樹は4バーディ・3ボギーの“71”で1つ伸ばすにとどまりトータル8アンダーの18位タイで長い戦いを終えた。
写真で月曜までもつれた激闘を振り返る!
 苦渋の月曜決着で、いつもよりちょっと静かな最終ラウンド。観客の減少は避けられず、例年はすぐに埋まる18番グランドスタンドも、松山がホールアウトした時点で空席も見られた。バーディ合戦に加われなかった日本の星は、その18番も1.5メートルのバーディパットを外し天を仰ぐ。今大会を象徴したような場面だった。
 「何かが足りないから勝てないんだと思う」。その“何か”はやはりグリーン上にあるのだろう。1番から幸先よくバーディを奪って立ち上がると、5番、7番、10番とバーディを奪って一時は首位に1打差に迫った。「この風なら前半はスコア出ると思っていた。トータル13アンダーから、15アンダーくらいまでいけばチャンスはあると思っていた」。
 しかし、流れを切らしたのがコースの最北端から折り返す12番パー4。約1メートルのパーパットが外れて痛恨のボギー。「ミスヒット。もう少し落ち着いて打てばよかったけど…」。痛恨の1ストローク。失速のきっかけはやはりパターだった。15番、16番では共にブッシュからのセカンドショットでボールに上手くコンタクトできず連続ボギー。1つのパットをきっかけに悪くした流れにのまれて、頂点は遠くかすんだ。
 4日間では初日が33パット、第2ラウンドに圧巻の24パットで浮上を果たしたが、第3ラウンド、最終ラウンドと共に30パット以上で冴えを見せられなかった。「今週は1日だけ入ったので、それを思い出して次につなげられるように練習していけたらいい」と前を向いたが、ショットのキレが抜群だっただけに、そのコントラストはより鮮明になった。
 今季はここまでトップ10に8度。しかし届きそうな頂点は、今大会でも届かなかった。「嫌なところでもしっかり打てる。ショットでもパットでも技術もそうだけど、打ち抜く心の強さが必要だと思う」。今週は国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」に参戦。刻み込んだ悔しさはそのままに、母国への道のりを急いだ。
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