家計のお財布を握るのは夫?それとも妻がいい?主婦たちの討論会

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結婚したら、家のお財布は、妻が握ったほうがいいのか、夫が管理したほうがいいのか。夫婦であっても微妙なお金の問題のメリットデメリットを、それぞれの立場を実践している100人のママたちに、聞いてみました!

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【質問1】

家計を管理しているのは夫、妻どちら?

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【回答】

夫    25%

妻    67%

夫婦別々  7%

母親    1%

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「家計は妻が管理する」がニッポンのスタンダード!


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約7割の家庭が「夫のお給料口座を妻が管理し、夫はおこづかいをもらう」スタイル。つまり、今の日本でもっともスタンダードといえる形がこれ。

「家計のやりくりをするのは妻である自分。夫のお給料を自分で管理すると、今お金がいくらあるのか把握しやすくてよい」「食費や光熱費、雑費などどれくらいかかっているか、家計の中身を把握できているので安心」と、“大蔵省”たるママが家庭を切り盛りする上で自由にお金を動かせて把握できるのは都合がよい、がメリットのトップ。

加えて「私じゃなくて旦那に家計をまかせたら、半分くらいおこづかいに使われてしまう」「旦那に管理させると大きい買い物を躊躇なくしてしまうので。自分がするとお金も貯まる」と、資産形成面にもメリットが。

さらには、「予算に限りはあるが、好きなものを買うことができる」「へそくりなど、ちょっとごまかせます」という、専業主婦の身であっても自分が欲しいものを買いやすい点もメリットとして挙げられています。

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薄給でも責任は自分に…、夫の能天気っぷりにもムカつく!


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いっぽう、妻が家計を管理する際のデメリットとしては、

「生活費が足りなくなると自分のせいになること」「赤字が出て苦しい月、やりくりに一人で頭を抱えて悩まなくてはいけません」という、家計がピンチになったときの責任問題。「お金がなくても旦那がないと言えば渡すしかない」「旦那は何にいくらかかっているとか全く分かっていないので、お気楽能天気でムカつきます。旦那の給料ではへそくりなど夢のまた夢。毎日、気持ちにゆとりがない状態です」と、まだ高級は望みにくく、子どもにもお金がかかる若手ファミリーの金銭管理は実は苦労が多いのです。

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ラクだけど不安もある、夫の家計管理


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お給料から生活費などを妻に渡し、その他は夫が管理する、という家庭で妻がメリットとして感じていることは「とにかくラクちん!」ということ。

「自分のもらう金額内で好きなように過ごせる。家計管理は自分ではしたくないので助かってます」「ローンなどのやりくりに悩まなくていい」「私は無駄使いしてしまうので、旦那が管理してくれているのでお金が貯まる」などの意見が圧倒的。「最初は夫で大丈夫か? パッパと使っちゃうのではないか? と心配したが、まかせると案外無駄づかいをしなくなるし、しっかりする」との声もあります。

しかしデメリットとしては、

「一定の額しか渡されないので、足りなくなったら追加でもらいたいが、なかなか言い出しにくい」「欲しい時にお金がないと、くださいと言わなくてはいけないストレスが」「必要な物を購入する度に許可を得なければいけないため、すぐ購入したい物に関しては悩む所があります」と、消費の主役である妻の買い物がしにくい、という点。

さらには「実際の給料がいくらなのかまったくわからない」「貯蓄がどれくらいあるかわからないので将来のこと少し気になる」という、お金の流れが見えないことの不安や、「ローンなどがさっぱりわからず、人に聞かれたときに返答に困ります。出来の悪い主婦みたいで立場がない」ということも。

夫婦でお金の価値観に相違があったり、使い道に関して意志の疎通がとれていないと、「ときどき趣味のものを無断で購入し口論になること」「とにかくケチを通り越して渋ちんしみったれ。旅行が嫌いで携帯電話も嫌い。全く金がかからないが、これを強要してくることに腹が立つ」と、夫婦間にいさかいが生まれてくることも。

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家計を管理するのが夫、妻にかかわらず、アンケートで“うまくいっている”と感じている家庭の特徴は、“家計簿をつけてお金の流れをはっきりさせる”“それを夫婦がいつでも共有でき、話し合える”という点。こと家庭、夫婦というとなぁなぁになりがちですが、一般企業の経理部門であれば当たり前にしていること。年間数百万円の予算を管轄する管理者であることを肝に銘じ、かしこく楽しいお金の使い方をしていきたいものです。

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文/和田玲子

※既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より。

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