[国際ユースサッカーin新潟]精力的に走り回ったストライカー、U-17代表FW吉平翼が2戦3発の活躍

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[7.19 国際ユースサッカーin新潟第2節 U-17日本代表 4-1 U-17新潟選抜 五十公野公園陸上競技場]

 リードされて迎えた後半開始から明らかにギアを上げたU-17日本代表。4人の交代選手たちや、先発したメンバーの「負けられない」という気持ちがスピードと迫力のある攻守をもたらした。特にそのけん引役となっていたのが交代出場のFW吉平翼(大分U-18)だ。

 立ち上がりから相手の背後を狙う動きの連続。「相手も前半から、前からガンガン行って多分疲れていたと思う。裏に飛び出して来た時に付いてくるのがちょっと遅いかなと思っていたので、菅(大輝)ちゃんと2人でコンビになって裏抜けて、下りてということができればそこは取れるかなと思っていた」。

 精力的に動き回ったFWは守備でも余力を残さずプレー。自らのクロスで獲得した後半11分のPKは、吉平が相手のクリアをチャージしてから始まった攻撃によるものだ。そのPKは一度止められて「ちょっとヤバいと思いました」と苦笑いしたが、こぼれ球を押し込んで同点ゴール。そして27分には、右クロスを豪快なヘディングシュートでゴールへ突き刺した。

「ニアに勢い持って入っていくのは自分のストロングポイントでもありますし、そういうのはDFとしても嫌だと思うので思い切って飛び込むというのは意識して。あとは(ニアを使うかどうかは)出し手任せというか、(自分は)出し手に常に要求している」。勢いを持ってニアサイドへ飛び込んだ吉平に対し、ピンポイントで上がってきたクロスボール。「練習している形でしたし、ボールをピンポイントに出してくれたので、あとはいつも通りに入るだけでした」。クロスを上げたFW岩崎悠人(京都橘高)に感謝してゴールを喜んだ。

 今大会2戦3発。98年の早生まれである吉平はU-17日本代表での活躍によって、自身と同じ高校3年生が主体のU-18日本代表へ「這い上がる」ことを目指している。吉平にとってU-18代表は3月の候補合宿に追加招集されて1日参加したのみ。U-17代表でチームメートの岩崎やFW小川航基、FW岸本武流(C大阪U-18)、FW一美和成(大津高)、FW杉森考起(名古屋)、FW邦本宜裕(福岡)らU-18代表のFW陣はハイレベルな争いとなっている。「U-18代表入りは)優勝して自分がその中心として活躍することで見えてくると思うので、一試合一試合やっていくしかないと思います」と吉平。九州を代表するストライカーがセルビアとの最終節でもゴールを奪う。

[写真]後半11分、U-17代表は吉平が右足で同点ゴール

(取材・文 吉田太郎)