[国際ユースサッカーin新潟]クロス練習では不発も試合で結果、U-17FW菅が決勝ヘッド

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[7.19 国際ユースサッカーin新潟第2節 U-17日本代表 4-1 U-17新潟選抜 五十公野公園陸上競技場]

 U-17日本代表はFW菅大輝(札幌U-18)が決勝点をたたき出した。1-1に追いついて迎えた後半16分、U-17日本代表はFW吉平翼(大分U-18)がサイドへはたくと、MF安井拓也(神戸U-18)が左足でクロスを上げる。これを「安井拓也がいいクロスを上げてくれたので、当てるだけでした」という菅がDFの頭上からヘディングシュートを打ち込んでゴールネットを揺らした。

 171cmと決して長身ではない菅だが、3人のDFの間に上手く飛び込んでピンポイントでヘディングシュート。今回の新潟合宿の期間中、クロスからのシュートは連日行われていたが、菅はトレーニングではタイミングやシュート精度を欠いて決めることができていなかった。それでも「相手のDFとか全体的に小さかったので、クロスを上げれば(チャンスがある)」というように、クロスから得点チャンスがあると感じていた。そして勢いある跳躍から決勝ヘッド。「ミートしましたね。いいところに来たし。自分は練習で全然ダメだったので、本番で決められたことが良かった」と喜んだ。

 クロスからのシュートは昨年のAFC U-19選手権で日本の課題となった部分。内山篤監督はクロスの質の部分について指摘していた。U-17、U-18代表のトレーニングでは毎回のようにクロスからのシュート練習が取り入れられている。切り返しからクロスを上げたり、クロスを上げる選手がルックアップした瞬間にニア側の選手がファーサイドへ走り込むなど、中央の選手の動きについても何度も確認されていたが、「スピードを持って入って行かなければいけない。(中央の選手が止まらずに)動きの中でプレーする。(また)いいボールが入れば1枚で点が入る」(内山監督)という狙いがこの日結果に結びついた。

 

「(新潟選抜には)去年も負けたと聞いていたので、今年は絶対に負けられない。相手は県でこっちは日本代表なんで。そのプライドとかもあるので、今回は勝つという気持ちでいました」と菅。決勝ゴールを決めて個人としても結果を残したが、24分、38分にもあったビッグチャンスを逸しただけに本人は納得していなかった。「1点決められたんですけど、自分の決定機だけで2、3本あったのでそこをきっちり決めることが課題だと思っています」。残り1試合、「決めきる」ことに集中して、再びゴールを奪って大会を終える。

[写真]後半16分、U-17日本代表はFW菅が決勝ヘッド 

(取材・文 吉田太郎)