<全英オープン 3日目◇19日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>
 2015年のメジャー第3戦『全英オープン』3日目。2001年の全英オープン覇者のデビッド・デュバル(米国)が躍動した。3Rの一組目で登場したデュバルは2番でこの日最初のバーディを奪うと5、7、9番でもバーディ、フロントナインで4つスコアを伸ばす。より難しいインコースでは3バーディ2ボギーと踏ん張り67、通算5アンダーでホールアウトし、風の少ない早い時間のスタートを最大限活用した。
 当時無敵を誇ったタイガー・ウッズ(米国)の好敵手として世間の注目を集めたデュバルは、ロイヤル・リザム&セントアンズ大会で悲願のメジャー初制覇を飾る。しかしその直後あたりから怪我などで、徐々に表舞台から姿を消していく。長らく低迷期を過ごし、過去10年間の全英では8度予選落ち。09年のターンベリーからは6年連続でカットを逃してきた。
 しかし7年ぶりの予選通過を果たした今大会では好調を維持し、「最近は良いゴルフができていた」と胸を張る。43歳の現在の生活はメディアワークが中心だ。しかしデュバルは、トーナメントへの出場権さえあれば、まだやれると自負している。
「プレーする機会が与えられないだけ。世界のベスト、例えばダスティン(ジョンソン)、ジョーダン(スピース)、ロリー(マキロイ)は常時大会に出ているのに比べて、私は3、4か月も競技ゴルフしていない。これではフェアな戦いではない」と真剣な表情で話した。皮肉にも、極度の不振に陥る以前のライバル、ウッズは今大会では良いところなく自身にとっては大会2度目の予選落ちを経験した。どん底を知る男は言う。
 「最終日はベストを尽くすのみ。もしかしたら今日と同じく67で回れるかもしれないし、77かもしれない。ただ満面の笑みでセントアンドリュースを歩いているのは確実、それだけは言えるよ」
 今大会でのギャラリーの声援からも分かるとおり、いまだにデュバルファンは少なくない。そんな彼らは、明日デュバルがロースコアで喜びの笑顔を爆発させてくることを願っている。
提供:全英オープン日本版公式サイト
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