Doctors Me(ドクターズミー)- 認知症の老人と上手にコミュニケーションをとりたい!

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上手なコミュニケーションとは?

話しやすいな!と思える人とのコミュニケーションは、話しやすい環境(明るい雰囲気、笑顔、壁を感じさせない) が整っていて、さらに、共感してもらえる、話を最後まで聞いてもらえるなどの聞き上手な相手との会話ではないでしょうか。
面白い話をしてもらうことも楽しいのですが、やはり満足度の高いコミュニケーションは、受け身なものより自分のことを受け止めてもらえた時の方が何倍も感じるものです。

認知症の特性を理解する

認知症にはいくつか特徴がありますが、一般的に知られているのは “すぐに忘れること”です。記憶の維持が難しいので、同じ話を繰り返すことが多く見られます。また、記憶が残りにくいので「あれ?なんで?」と自分にも常に不安がつきまといます。一方で昔の記憶は残っているので、話の内容が混濁する状況が見られます。

具体的にどうしたらいいの?

認知症に限らず、お年寄りは視力が弱くなり視野も狭くなります。また、聴力も弱くなり聞き取りにくくなります。いきなり後ろから声をかけるのではなく、前から近づき近距離で目線を合わせてから話しかけるとよいでしょう。その中でも、高い声より低い声の方が聞き取りやすいようです。
そして明るい雰囲気と笑顔で話すよう心がけ、お年寄りが繰り返し同じことを話しても、うなずきや相づちを大きく打つようにしましょう。また、話しを途中でさえぎったり自分の意見を挟まないように気をつけましょう。
何かに答えたり質問する時には、簡潔な言葉で分かりやすくハッキリと話し、1回の質問内容は1つにしましょう。不安が強い方には、寄り添い手や肩などに触れ安心感を与えるのも有効です。相手の生活暦や背景などを把握しておくと、話しもスムーズに進むことが多くなります。

まとめ

認知症の症状をよく理解して相手を“受け入れる”ことが、コミュニケーションの第一歩です。その人に合わせたコミュニケーション方法を楽しんでください。