グリーンを外し足先が見えないほどのラフに(撮影:岩本芳弘)

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<全英オープン 3日目◇18日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>
 今季のメジャー第3戦「全英オープン」は、金曜日の第2ラウンドが早朝に中断を挟んだ影響で日没のため全選手がホールアウトできず翌土曜日に競技を持ち越した。しかし、オールドコースを吹き抜けた強風により、競技再開からわずか32分後の7時32分に再び中断に入った。
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 そんな中16番のセカンドから競技を再開した日本勢の富村真治はトータル3オーバーで中断前ギリギリでホールアウト。暫定105位タイは予選通過は厳しく、初めて挑んだメジャーでの戦いは第2ラウンドで終了することとなった。
 再開後は最終18番でバーディを奪って喝采を浴びた。しかし、真っ先に口からこぼれたのは「悔しい」。1つ前のホテル越えの名物17番でダブルボギー。「バーディが必須だったので、2打目はライが難しかったが2番アイアンでいった。あのダボは仕方ない」。予選通過には残した3ホールで2つ伸ばす必要があったが、果敢な攻めは結果につながらず、24歳は「単純にまだまだ下手だなと強く感じた」と唇を噛んだ。
 ただ、この2日間で得たものも決して少なくはなかった。「取り組みだったり、やっていたことが正しかったと実感できた。今まで以上に努力をしないと。自分が思っていたより世界は速く進んでいる。それを肌で感じられて良かった」。世界のトップで活躍する大学の後輩・松山英樹と練習ラウンドを共にして、再会を喜ぶとともに「初日パッティングが悪かった中、修正能力が高い。強いですね」と世界との距離もまた心に刻みつけた。
 「ジュニアの頃から海外挑戦をしたいと強く思っていたので、ヨーロッパでも行けるなら行きたい。手嶋さんと食事をした時にヨーロッパの良さを聞いて、JGTOにも資格の話を聞いたのでトライしていきたい」。結果は出なかったものの、残ったのは悔しさだけではないはずだ。

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