Doctors Me(ドクターズミー)- かわいいワンちゃんを"椎間板ヘルニア"から守ろう!

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椎間板ヘルニアになりやすい犬種とは?

背骨の間にある椎間板は、背骨に伝わる衝撃を吸収するクッション材です。
椎間板は、柔らかいゼリー状の髄核を、硬い殻である繊維輪が包んだもので、髄核が硬くなると、繊維輪を破って飛び出してしまうことがあります。これが椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアを若い頃から起こしやすい犬種の代表が、ミニチュアダックスです。

こんな時は椎間板ヘルニアかも?

以下のような症状の場合は、椎間板ヘルニアの可能性があります。

1. 背中を丸めてあまり動きたがらない
2. 抱っこしたときにキャンと鳴いて痛そう
3. ソファや階段の昇り降りをしたがらなくなった
4. 首や背中を触ると嫌がる
5. 歩き方がふらついたり、足先がひっくり返ったりする
6. 急に腰が抜けたようになって、歩けない

5,6は重症になっているおそれがあるので、早急に動物病院にご相談ください。

椎間板ヘルニアは、飛び出した髄核が、神経である脊髄の炎症を起こしたり圧迫したりします。程度により、背中の痛み、歩くとふらつく、足が動かない、足の感覚がない、おしっこがコントロールできないなど様々な症状を引き起こし、場合によっては進行性脊髄軟化症という命に関わる状況になります。

症状が軽い場合は、安静とお薬で良くなりますが、ふらつきがひどかったり、足が動かないような重症の場合は手術が必要です。

椎間板ヘルニアの予防法とは?

残念ながら、これだという効果的な予防法はありませんが、日々の生活で気をつけていただきたいことはいくつかあります。

1. 過度に太らせない
2. ジャンプや段差の上り下りを日常的にさせない
3. フローリングは腰をひねりやすいので、なるべくワンちゃんの足が滑りにくい絨毯などを敷く
4. 適度に運動をし、筋肉をつけておく

足が滑りやすく踏ん張りが効きにくいフローリングは、ワンちゃんにとっては不自然な地面であり、腰だけでなく足の関節にも負担をかけます。
ヘルニアを完全に予防できるとは言えませんが、ワンちゃんに優しい住環境をできる限り整えてあげたいものですね。