08年以来の国際ユースサッカーin新潟優勝へ、U-17代表の注目FW岩崎「自分が引っ張って行かなければいけない」

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 U-17日本代表、U-17メキシコ代表、U-17セルビア代表、そして地元・U-17新潟選抜の4チームが総当たりのリーグ戦で優勝を争う第19回国際ユースサッカーin新潟が18日、スポアイランド聖籠で開幕する。

 U-17日本代表は開幕前日の17日、9対9でアンダー2タッチ限定のミニゲームやセットプレーの確認などを行った。フォーメーション練習では内山篤監督から「相手の攻撃を規制すること」との声。ファーストDFに行く選手と同じスピードで後方の選手たちが連動して動くことなどについて確認が行われていた。

 16日の午後からは、U-17日本代表と同じ練習会場、宿舎で合宿を行っていたU-18日本代表候補のMF佐々木匠(仙台ユース)とFW岩崎悠人(京都橘高)が合流。16日の練習試合ではともに20分ほどの出場だったが、この日はフルメニューを消化して18日のメキシコ戦に備えた。岩崎は「優勝という目標をみんな持っていると思うんですけれども、自分がチームに貢献して優勝すること。得点だったり、生活面でも18(U-18代表)に行っていたので日常から見本になれるようにしたい」と口にした。

 前日、岩崎はU-18代表候補として出場したJAPANサッカーカレッジ戦、U-17代表として出場したU-17北信越トレセン戦でいずれもゴール。抜群のスピードと自慢の運動量で違いを出しているが、加えて常に相手の最終ラインとの駆け引きを繰り返している。そしてつくり出している相手との差。特に同世代のU-17代表での試合ではDFを振り切って決定的なシュートを放つシーンが何度も見られた。昨年から今春にかけての成長も著しかったが、夏にかけてまたスケールアップしている印象。本人は「いい経験させてもらっているので、18で。海外の選手とかともやらせてもらって独特な速さとか、強さとやらせてもらっているので、自分としても成長していると感じています。(課題は)オンの精度。ショートコンビネーションの精度だったり、最後のところのシュートやラストパスの精度がまだまだ低い」と首を振るが、その脚力とコンタクトの強さ、そして技術と駆け引きも持ち合わせているFWは簡単には止まらない存在になってきている。

 今回のU-17代表には吉平翼(大分U-18)や伊藤涼太郎(作陽高)という注目FWもいるが、岩崎は「18行っているのもありますし、自分が引っ張って行かなければいけないなと思っています」とエースの自覚十分。「日本での開催なので絶対に負けたくない。内容と結果にこだわって頑張ります」と誓う。U-17日本代表が国際ユースサッカーin新潟で最後に優勝したのはFW原口元気(現ヘルタ・ベルリン、当時浦和ユース)らを擁した08年。来年のJ獲得合戦の目玉となりそうな2年生FWとともに今年こそ、U-17代表がタイトルを奪還する。

(取材・文 吉田太郎)