[練習試合]U-17日本代表がFW伊藤涼太郎の先制弾などでU-17北信越トレセンに6-1快勝

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[7.16 練習試合 U-17日本代表 6-1 U-17北信越トレセン]

 国際ユースサッカーin新潟(18日〜20日)に出場するU-17日本代表は16日午後、U-17北信越トレセンと練習試合(30分×2本)を行い、6-1で快勝した。U-17日本代表は18日に開幕する国際ユースサッカーin新潟初戦でU-17メキシコ代表と戦う。

 U-17日本代表の内山篤監督は「相手を動かすにはパスの精度とかパスのテンポが大事ということがだいぶ理解できてきている。意図してボールを動かすというのは意識高くやっていた」と評価した。U-17代表が、同世代のU-17北信越トレセン相手に快勝。国際ユースサッカーin新潟へ向けて弾みをつけた。

 4-4-2システムを組んだU-17日本代表の先発はGK山口瑠伊(FCロリアン)、最終ラインは右SB森岡陸(磐田U-18)、CB冨安健洋(福岡U-18)、CB森下怜哉(C大阪U-18)、左SB杉岡大暉(市立船橋高)の4人。中盤は渡辺皓太(東京Vユース)と伊藤洋輝(磐田U-18)のダブルボランチで右MF安井拓也(神戸U-18)、左MF黒川淳史(大宮ユース)。前線はFW伊藤涼太郎(作陽高)とゲーム主将のFW吉平翼(大分U-18)が2トップを組んだ。一方、代表スタッフの前でアピールを狙うU-17北信越トレセンはMF片山浩、FW窪田翔(ともに星稜高)やFW堀航輝、186cmCB荻原渓太(ともに新潟U-18)、右SB西晃佑(富山U-18)らが先発した。

 試合はU-17代表がボールを支配して攻めた。前半7分、黒川がプレッシャーを受けながら出したスルーパスで伊藤涼が独走。GKをかわして左足で先制点を流し込む。9分にも吉平が抜け出してGKをかわし、13分にもCBからボールを奪い取った黒川が決定機を迎える。そして16分には右サイドで安井からタッチライン際でパスを受けた森岡がDFを1人かわしてクロス。これを吉平がやや下がりながら強いヘッドで打ち抜き2-0とした。

 さらに18分には伊藤洋が中盤から左前方へ強引に突破。そして出されたスルーパスからコントロールよく縦へ運んだ黒川が左足シュートをゴールへ沈めた。U-17北信越トレセンもMF久保佳哉(富山一高)の突破や左SB梅田亮祐(北陸高)のインターセプトからの速攻などで反撃。ディフェンスラインの背後までボールを運んだが、思い切りよく飛び出してくるGK山口にクリアされて得点することができない。逆に前線と連動して駆け上がる伊藤洋や渡辺中心に精度とスピードのあるパスを通すU-17代表は26分、黒川の左CKをゴール前でマークを外した冨安が頭で豪快に叩き込んで4点目を奪った。

 

 U-17代表は後半開始から5名を入れ替えた。GK脇野敦至(東福岡高)、4バックは右から田中陸(柏U-18)、橋岡大樹(浦和ユース)、森下、杉岡。中盤は渡辺と安井のダブルボランチ、右MFが追加招集された田中康介(京都U-18)、左が黒川、2トップは吉平と菅大輝(札幌U-18)のコンビとなった。GK高橋謙太郎(星稜高)や182cmFW小松蓮(松本U-18)らメンバー9人を入れ替えたU-17北信越トレセンは意欲をもって後半をスタートさせていたが9分、U-17代表の田中康に抜け出されて切り返しから左足シュートを決められてしまう。

 U-17代表は直後から渡辺、吉平に代えて、午前中までU-18代表候補合宿に参加していたMF佐々木匠(仙台ユース)とFW岩崎悠人(京都橘高)を投入。動き出しの質、本数で明らかな違いをつくり出す岩崎とキャプテンマークを巻いてチームをコントロールする佐々木、そしてボランチに再投入された冨安が切り替え速い守備を見せてよりU-17代表へ流れを傾けていく。U-17北信越トレセンはGK高橋の好セーブなどで代表チームに食らいついていたが25分、U-17代表は田中陸のアーリークロスを胸コントロールした岩崎が強引にDFを剥がして右足シュートをねじ込んだ。U-17北信越トレセンも27分、再投入されていた堀が素晴らしいミドルシュートを決めて一矢報いたが、U-17代表が差を示して60分間を終えた。

 U-17代表は国際ユースin新潟でU-17メキシコ代表、U-17新潟県選抜、U-17クロアチア代表と3試合を戦う。内山監督は「内容と結果というのはいつも一緒。相手のスタイルも違うし、暑さも、連戦もある。そういうものがある中で的確な判断を彼らが共有して攻撃守備できる。そういう経験をしていくこと」。今秋アジア1次予選を戦うU-18代表入りへのアピール合戦にもなる大会。安井は「3戦全部勝って優勝したい」と力を込めた。

[写真]U-17日本代表は前半7分、FW伊藤涼太郎が左足で先制ゴール

(取材・文 吉田太郎)