お金をかけなくてもOK!シンプルなアイテムでおしゃれテーブルコーデを実現

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食卓をステキにするためには、高価な皿や上質なクロス、デザイン性の高いカトラリーがないと、と思っていない? 「リーズナブルでシンプルなアイテムがいくつかあれば、誰でも簡単にテーブルコーディネートができますよ」と、教えてくれたのは、食卓コーディネーターのマキシタユミコさん。

テーブルコーディネートに使い勝手がいいのは、直径25〜27センチ前後の白いシンプルな丸い平皿とか。これは前菜やメインをはじめ、いろいろな料理にちょうどいいサイズなのだそう。

「料理は皿にめいっぱいのせず、余白を3割ほど残し、手前を低く、奥を高めに盛って高低差をつけると、きれいな盛り付けに見えます。これを実践しやすいのが大きめの皿。また、この皿の上にひとまわり小さな皿を重ねると、レストランやカフェのような雰囲気を作り出せます」(同)

グラスはくびれがなく、上から下までストンとしているデザインで、6〜7センチの高さのグラスが◎。このグラスならソフトドリンクはもちろん、ワインを注いでもさまになる!

「飲みものだけでなく、シャーベットやフルーツを盛りつけるデザート用の器としても使用できます。飾り付けるときには、横側からの見え方も意識して、2色以上の色を使って層を作るのもおすすめです」(同)

また、アイボリーや生成り色でコットン素材の1メートル四方のクロスを揃えておくと便利。例えば、その上に、チェックのハンカチや揃いのランチョンマットを角度を変えて2枚重ねると、おしゃれ度がグッとアップするはず。

「クロスは生地専門店などで購入した、切りっぱなしの状態でもOKです。アイロンはあえてかけずに、無造作にクシャッとさせると、こなれ感が出ます」(同)

そして、ナイフやフォーク、スプーンなどのカトラリーは、ステンレス製のシンプルなものをセレクトして。

「飾りがついていると、クロスやお皿との相性を考えなければいけないので、ハードルが上がります。箸も柄ものを選ぶと扱いが難しいので、飾りのない茶色の木箸を選ぶと和・洋問わず使えます」(同)

少し工夫をするだけでいつもの食卓がガラリと変わる。さっそく今日から取り入れて、食事の時間を豊かなものに。

※画像はイメージです。(c)マキシタユミコ

マキシタユミコ
食卓コーディネーター。レシピ開発&フードスタイリング「マキシタ食堂」代表。料理教室「マキシタキッチン」主催。食と運動のコラボレッスン「EAT & RUN/EAT & YOGA」主宰。アパレル、Web業界を経て料理の道へ。デザインの現場で培った経験を食の世界に活かしてちょっとの工夫で日々の食卓を豊かにできるレシピやテーブルコーディネートを提案。美BEAUTE by docomo「スーパーフードでハッピーボディ」レシピ&スタイリング担当、掲載中。