全身だるくて動けない……。周りからは「ただ怠けているだけでしょ!」と責められる。誰にも倦怠感や疲れがたまっていることを認めてもらえず、一人症状と向き合っている方も多いのでは?もしかしたら、それ「慢性疲労症候群」かもしれませんよ。一人で悩み続けるよりも、病院を受診し、専門医の指導を仰いだほうがいいでしょう。まずはその前に、慢性疲労症候群について簡単におさらいをしましょう。

慢性疲労症候群のチェックリスト

慢性疲労症候群は、1ヶ月間のうち会社や学校を休まざるを得ない状況が続いたり、医師の診察を受けても異常がみつからないことを前提とします。そのうえで、以下のチェックリストを確認してみましょう!

微熱が続く悪寒がする首、わきの下などのリンパ節の腫れ無気力脱力感軽く動くだけでもかなりの疲れを感じる関節の痛み睡眠障害急激に発症する(前ぶれもなく)

項目に当てはまるほど、あなたも慢性疲労症候群の可能性があります。くれぐれも無理せず少しでも似たような症状が続く場合は、専門機関を受診するようにしましょう。

治療法がまだ確立されていない

慢性疲労症候群は一目みただけでは健常者と全く変わらず、会社や学校を休む理由も「だるいから」としかいえず、周りからも勘違いされやすくなってしまいます。実際は周りが思っている以上に本人は苦しく、場合によっては余計に症状が悪化することも……。現在ではまだ特効薬のようなものはなく、専門の病院も全国で数ヵ所しかありません。しかし、慢性疲労症候群のような症状が続いているなら、心療内科や内科などに相談してみたほうがいいでしょう。

慢性疲労症候群の症状をこれ以上悪化させないためには、無理をしないことが大切。そして、ストレスをためない考え方を身につける必要もあるのかもしれません。だるくて横になったまま動けなくても、自分を責めず、休めるうちに休んでおきましょう。


writer:山口 恵理香