U-18代表は守備の安定感向上も、より集中することを誓うCB野田「90分間だったり、連戦で続けていくのが自分の課題」

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 U-18日本代表の内山篤監督は「後ろも安定してきて、共通理解はできてきている。(6月の)Panda Cupでも良かった」と語り、CB野田裕喜(大津高)も「前から行くところと一回ブロックをつくっていくところは大分はっきりできるようになってきて、チーム全体としても、そこから中国遠征でもカウンターから何点も取れましたし、組織的な守備ができているかなと思います」と説明するなど、チームは攻撃面同様に守備面も安定感が高まっていることを実感している。

 守備の軸のひとりとして期待される野田はロアッソ熊本の特別指定選手として高校2年生だった昨秋、J2デビューを果たし、今年も熊本で先発出場を果たすなど高いレベルでの経験を積んできている。高校生相手では簡単には攻略されることのない野田だが、「自分はそんな足が速い方ではないし、身体能力が高い訳ではないので予測する能力だったり、オフの動きで守備の時も攻撃の時も違いを作るというのが自分のテーマ」。特に国際舞台では、コンマ数秒の判断の差で局面が一気に変わってしまうこともある。それだけにより速く、正確に予測することをテーマのひとつとして今回の合宿に臨んでいる。

 3試合すべてで先発出場したPanda Cupでは計2失点で優勝。CB町田浩樹(鹿島ユース)らとともに結果を出したCBはより集中して、テーマを突き詰めていく。「身長高い相手だったり、足が速い相手でも自分が集中してできている時はやられませんでしたし、それを90分間だったり、連戦で続けていくのが自分の課題なので、そういうところをもっと高めていきたい」と語った。

 今回の新潟合宿は3日間の短期合宿。「内山さんが言っているボールを奪うところだったり、ゴールを奪うところの質を全員で高められればいい。3日なのでアピールの場も少ないですし、一個一個の練習の質、量を求めていきたいです」と誓った。

(取材・文 吉田太郎)