今朝にかけては放射冷却で冷え込みが強まり、東京都心の最低気温はマイナス0.1℃。今シーズン2度目の冬日となりました。都心は、4日ぶりの青空が広がっていますが、午前10時の積雪がまだ3センチあります。日陰などで路面が凍結していますので、スリップや転倒事故に注意。

ツルツル路面 スリップ・転倒まだ注意

今朝にかけては放射冷却で冷え込みが強まりました。
東京都心の最低気温はマイナス0.1℃まで下がり、今シーズン2度目の冬日となりました。
東京都心は、4日ぶりの青空が広がっていますが、午前10時の積雪がまだ3センチあります。
熊谷市で1センチ、前橋市で2センチの積雪となっています。

今日7日の関東は広く晴れて、最高気温は10℃近くまで上がるでしょう。
雪は次第にとける見込みですが、日陰や路肩は、しばらく雪が残り、路面は凍結した状態が続く見込みです。スリップや転倒事故の恐れがあるため、まだ油断せずに注意が必要です。車は冬用のタイヤで、歩道を歩く際にも滑り止めのある靴を選ぶようにしてください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。