U-17代表は練習後にU-18代表候補の11対11を見学して、学びも

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 U-17日本代表とU-18日本代表候補は14日、新潟合宿初のトレーニングを行った。今年AFC U-19選手権予選を控えるU-18代表候補は月1回ペースで合宿もしくは海外遠征を行ってきているが、U-17代表は今年、公式戦のない世代。18日から始まる国際ユースサッカーin新潟では国際経験を積むと同時にU-18代表入りへのアピールが期待されている。

 この日、U-17代表は午前午後トレーニングを行い、午後は主にGKを含めた7対7を実施。時にいい流れから縦パスが入り、そこから少ないタッチでの連係で守りを崩すようなシーンもあった。そして約90分間のトレーニング後、選手たちは宿舎へ戻る予定だったが、U-18代表とU-17代表の指揮を兼任する内山篤監督は直後に同じ会場で行われたU-18代表候補のトレーニングを見学することを指示。U-17代表の選手たちはU-18代表候補の11対11、4分の3コートでの紅白戦をピッチサイドから研究していた。

 U-18代表候補はU-17代表に比べてパススピード速く、正確なコントロールから最終ラインでの組み立ても“各駅停車”ではなく、ひとつ先の受け手へ通すパスが多かった。またSBから効果的な縦パスが入っていたほか、DFの背後への動き出しに対してもタイミングよくボールを供給。U-17代表の司令塔役を担うMF渡辺皓太(東京Vユース)は「18の方の練習見て、全然違う。止めて蹴るが上手くて2タッチとかでもみんなふつうにできているし、速いプレッシャーの中でもみんな1タッチとか上手く使って凄い上手かったです」と感想を口にした。

 内山監督は「全体にどういうふうにサッカーしているか、話はしているけれど(U-17代表は)その回数が少ないので見てもらいたかった」。U-17代表にはU-18代表歴を持つ選手もいるが、より確かなイメージを持って今後に取り組むことができそうだ。

 18日からは国際ユースサッカーin新潟が開幕。U-17日本代表は、「打倒代表チーム」に燃える地元・U-17新潟選抜に過去4年間敗戦が続いており、この大会の相性は決して良くない。渡辺は「試合までにもっと連係とか上手くして3試合やりたい。(自分は)前から来ているので新しい人にしゃべってコミュニケーションを取っていく。(過去の)結果とか見ていて、代表は負けているんで今年は勝ちたい」と意気込んだ。この日、上の世代から学んだチームはより高いレベルを目標設定をしてトレーニングに取り組み、大会で結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)