フランスからU-17代表合宿参戦の注目GK山口瑠伊「自分のプレーをしっかり出すことに集中したい」

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 フランスからやってきた守護神が年代別日本代表定着に挑戦する。U-17日本代表GK山口瑠伊はフランス1部リーグ・FCロリアンの育成組織に所属。FC東京U-18からセレクションを経て父の母国であるフランスで勝負しているGKは、U-15日本代表候補以来となる年代別日本代表合宿で生き生きとプレーしていた。

「日本代表になりたい」という夢がある。フランスでは「ユースチームの(国内で)一番上のリーグ。17(U-17チーム)を卒業してこのキャンプ終わったら今度から19(U-19チーム)に行くことになっています。凄くいい経験しているなと思っています。ロリアンのアカデミーなんで練習場も、寮も、学校も同じところで、先生が(アカデミーまで)来てくれて授業を受けさせてくれるので、毎日サッカーに夢中という感じです」。

 そのサッカーに集中にできる環境を求めて海を渡った山口だが、フランスよりも日本代表への思いの方が強い。今回、U-17日本代表が出場する国際ユースサッカーin新潟でその舞台に立つチャンスを得た山口は「(代表での)公式戦とか初めてなんで、少し緊張するんですけど、それをしっかりと押さえてしっかり自分のプレーを見せていきたい。日本代表としてしっかりとやりたい。チーム一丸となってまずゴールを取らせないこと。それは絶対に残していきたい」と誓った。

 今回の合宿では刺激になっているライバルが近くにいる。F東京U-15深川時代にチームメートだったGK廣末陸(青森山田高)が現在、同じ宿舎、同じ練習場で活動しているU-18日本代表候補合宿に参加中。「上にも廣末陸がいて、深川で3年間一緒にやって知っている友達なんで、それをライバルとして、(評価は周りの方がするので)自分のプレーをしっかり出すことに集中したい」とライバルに負けないように、自分のプレーを出し切る決意を口にした。

 憧れのGKは「迫力凄い」というマヌエル・ノイアー。自身の特長も「セービングとか、1対1だったり、迫力を出していくことが好き」というGKが、目標である日本代表として初の国際試合で存在感を示す。

(取材・文 吉田太郎)