「僕は何も恐れていない。そうじゃなければ、復帰を確信してこの数カ月を過ごしていなかったはずだ」

再び(3度目)インテルに戻り、4年契約を結んだジョナタン・ビアビアニーが、13日の会見でこう述べている。興味深いのは、彼が初めてインテルのキャンプに参加したときも、指揮を執っていたのはロベルト・マンチーニ監督だったことだ。

「そうだね。もう9年くらい前かな。再会できて感動している。監督から何を言われたか? 体の具合はどうか尋ねられた。いつ復帰できるか? 日にちを決めるのは難しいよ。身体の反応を見る必要がある。今は良いトレーニングをしているよ」

ビアビアニーは心臓の不整脈が見つかり、戦列を離れていた。

「つらかったのは、立ち止まらなければいけないと言われたときだ。でも、引退の可能性はまったく考えなかった。ドクターからも、完全にやめなければいけないと宣言されたことはなかったからね」

1年前の夏にミラン移籍に迫ったビアビアニーは、「パルマにいて、ビッグクラブに行くことができると思ったんだけど、それから…」とコメント。彼の“家”は常にインテルだったのだ。

「僕にとっては家族のようなクラブだ。練習を再開させてくれ、常に僕を助けてくれた。この冒険に何を期待するか? 僕には素晴らしいチームでまた勝負するチャンスがある。ハイレベルに戻るチャンスがね。個人としても、チームが勝利を取り戻すための挑戦でもある。二重の挑戦だね」

「僕は何も恐れていない。そうじゃなければ、引退しなければいけなかった。制限があったら、最大限のプレーができないからね。復帰したということは、何も恐れていないということだ」