しっかり休んでいるのに疲れが取れない、なんてことはありませんか?サプリメントや栄養ドリンクを飲んでみても疲労感がなくならない……そんな症状は、もしかしたら胃腸の疲労が原因かもしれません。

胃腸だって疲れる! 食べ物の消化は意外と重労働

私たちは食事が終わったらそれで終わりと思いがちですが、胃腸の仕事が始まるのはそれから。胃腸が食べ物を消化するには意外と時間がかかるのです。消化の良いものを食べた場合でも、胃で消化するのに3時間程、その後に腸で消化・吸収をするのに15時間程度はかかります。まだ胃腸に食べ物が残っているうちに、次の食事をすることになってしまうので、私たちの胃腸はずっと働き続けることになってしまいます。

胃腸の疲れは気付きにくい!!

体が疲れてしまった時や精神的に疲れてしまった時、私たちはその疲れに気付くことができます。少し休憩して疲れを取ってあげれば、また元気な自分に戻ることができるのです。でも内臓の疲れは自分でもなかなか分からないもの。例えば風邪を引いた時に食欲がなくなりますが、消化活動にエネルギーを使わないようにする体の反応なのです。ところが私たちは時間が来たら食欲がなくても、とりあえず食事をする習慣があります。これでは胃腸は疲れていても休めず、慢性的な体の疲労として現れてしまうこともあるのです。

“腹八分”で空腹の時間を作ろう!

できるだけ胃腸が疲れないようにするには、毎回の食事を腹八分にすることです。満腹になるまで食べてしまうと、消化が終わっているはずの翌日まで胃腸が重苦しいということはありませんか?これは消化に時間がかかり、いつまでも胃腸に食べ物が残っているということ。腹八分で我慢すれば、消化にもそれほどの時間がかからず、空腹の時間を作ることができます。体の免疫力に係わる白血球は、空腹になると活発に活動します。一日のうちで少しでも空腹の時間を作ることが、免疫力を高める結果にもなるのです。

やっぱり食べ過ぎてしまう人は休日の朝だけ断食を

とはいえ毎日の食事を腹八分で我慢するのは難しいという方も多いでしょう。楽しい飲み会などで、ついつい食べ過ぎてしまったということもあると思います。そんな時は、休日の朝だけ断食をしてみてはいかがでしょうか。休みの日の朝食を抜いて、お昼は消化のいいものをゆっくり食べるだけなので、とても簡単。しっかりと胃腸を休ませることで、免疫力もアップし、慢性的な疲労感も抜けていくかもしれませんよ。


writer:岩田かほり