本当は歯医者さんに通って定期的に掃除をしてほしいけど、忙しいとなかなかそうも言っていられず……。気づけば、歯と歯の間に歯垢ができたり、虫歯が痛みはじめたりと、歯のトラブルに巻き込まれがちの人も多いはず。歯みがき以外に歯の健康を保てるものがあったら便利ですよね。そこでオススメしたいのがキシリトール。キシリトールは虫歯に効果的ともいわれており、最近ではガムを噛むだけで摂取することができます。

キシリトールってどんな成分?

キシリトールは、多くの野菜や果物に含まれている天然の甘味料。別名「糖アルコール」と呼ばれることもあり、炭水化物の一種としてみなされています。現在は、世界38カ国以上の地域で、食品や医薬品として、キシリトールの使用が認められているのです。

食品に「甘み」をつけるときに、つかわれるものといえば「砂糖」。キシリトールはその砂糖とほぼ同じ甘さであるにも関わらず、カロリーは砂糖の75%と、健康に優しい成分なんです。単にカロリーが低いだけでなく、虫歯の原因となる歯垢の発生を防ぐともいわれています。

フィンランドでは、どこの国よりも早くこのキシリトールの成分に着目し、学校などでキシリトールのガムを噛むことを推奨しています。フィンランドの5歳児の7割が虫歯にならないというデータもでているほど、キシリトールは歯の健康を保つ成分として注目を浴びるように。

キシリトールが虫歯を防ぐ理由

キシリトールは口の中で「酸」を発生させないうえに、酸を中和する役割ももっています。キシリトールを摂取することによって、だ液も出やすくなり、虫歯予防を防ぐには効果的。また、キシリトールは虫歯の最大の原因「ミュータンス菌」の活動を弱める働きもあるため、予防だけでなく進行にも効果があると指摘されているのです。

キシリトールはガムから摂取するのが一番、簡単な方法。仕事で行き詰まったときや頭をスッキリさせたいときにキシリトール入りのガムを噛めば、リフレッシュだけでなく口内環境を整えることにもなります。虫歯などで痛い目に遭わないためにも、キシリトールを摂取していきましょう!


writer:山口 恵理香