12日放送の「笑点」(日本テレビ系)で、林家木久扇の自由奔放な司会に、出演者が振り回される一幕があった。

この日は、普段司会を務めている桂歌丸が欠席のため、木久扇が代理で司会をした。木久扇は「林家木久扇、スーパースターが司会を務めます」と挨拶してみせた。

大喜利が始まると、木久扇の独壇場に。突然、解答の良し悪しを、座布団運びの山田隆夫に委ねてしまったのだ。これに三遊亭好楽が「山田くんの意見聞くんだ」と驚き、会場は笑いに包まれた。

木久扇の暴走は止まらず、挙手していない三遊亭小遊三を突然指名する。小遊三は慌てて「手あげてないよ!」と叫んだが、木久扇は「いやできそうだから」と押し通してしまった。一方、皆が手を挙げている際には「何、手挙げてんの?」ととぼける場面もあった。

さらに、木久扇が出演者の名前を忘れてしまう事態も発生した。林家たい平を指名しようとしたが、名前が思い出せなかった様子で「あの、一番向こうの方、誰?」と口にしてしまった。直後に思い出したようで「たい平さん、たい平さん!」と連呼し、事なきを得た。

大喜利の最後の問題でも、木久扇の暴走はとまらない。問題は、一同が小商人に扮し商品を売り歩くとの場面で、「ひとつちょうだい」との主婦役の木久扇が声に一言返すものだった。

木久扇は、三遊亭円楽の答えに座布団を与えると、なぜか円楽の容姿を褒め始める。小商人の姿をした円楽が立ち上がると「立ち上がった姿もいいね、もう1枚あげて」と、解答とは無関係に座布団が追加された。

これには、一同が「えぇ!?」「基準がわからないよ、もう!」と反発したが、木久扇は「テレビをご覧の皆さんの人生が、にぎやかになればいいの」と開き直ってしまった。

終始ドタバタした木久扇の司会だったが、最後のあいさつもボケを忘れない。締めのあいさつでは「司会は日本の林家木久扇、(略して)NHKでした」とわざわざ他局の名前を出して頭を下げ、観客からは大きな拍手と笑いが起こった。

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