学生の窓口編集部

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カリフォルニア州サクラメントのアメリカン・リバー大学を卒業した一人の卒業生に今、注目が集まっています。
注目の理由は、なんと彼の年齢がまだ11歳だということ。

彼の名はタニシュク・アブラハム。
無邪気な笑顔をのぞかせて卒業式に臨んだこの少年は、生後4ヵ月にして、子ども向けの本の内容を全て暗記するほどの学習能力を持ち、全ての人口の上位2%のIQを持つ天才しか入会できない国際団体・MENSAにも、4歳で入会を果たすという驚異の能力の持ち主です。
子どもの教育に賛否両論!?MENSAに4歳で入会し11歳で大学を卒業した天才少年の実態とは?
また、わずか1年の在学期間でアメリカン・リバー大学の准学士号を取得した彼は、もちろん本校の最年少卒業記録を更新。
その偉業にも「大したことではありません」と、大人も顔負けの謙虚なコメントを寄せるという紳士っぷり。

彼は将来の夢を、「医者か研究者、あるいはアメリカ合衆国の大統領になってみたい」と語るなど、とても11歳とは思えない壮大なビジョンを持っているそうです。

「全ての生徒を平等に扱う」ことを理念に置いた日本の学習システムでは、飛び級の制度はあるものの、16歳以下の子どもは大学に入学できないといった制限もあり、
そんな背景から、日本では天才が育ちにくいとも考えられています。
優秀な子どもを優遇するのが良いのか、平等に扱うのが良いのか、どちらが子どもたちにとって正しい教育方針なのかは、一概に答えが出ない複雑な問題と言えるのではないでしょうか。

http://www.nbcnews.com/news/us-news/11-year-old-tanishq-abraham-graduates-california-college-n362706