5000万匹に1匹の確率!遺伝子が突然変異したロブスターが発見され話題に【動画】

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アメリカで捕獲されたツートンカラーのロブスターが「珍しすぎる!」と話題になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=R0Xr0y-fL0o


米メイン州スカボローで、ロブスターなどを販売する<Pine Point Fishermen's Co-Op>のタンクの中から、珍しいオレンジ色と茶色のツートンカラーのロブスターが発見された。

地元の海で捕獲されたと思われるこのロブスター。全身がハッキリとツートンカラーに別れたレアなロブスターは「スプリット」と呼ばれているが、このたび発見されたロブスターは尻尾とはさみはツートンカラーで頭部は茶色という、独自のカラーパターンを持っている。

『メイン湾研究所』の科学者アダム・ボークス氏は、「おそらく非常に珍しい遺伝子の突然変異によるカラーパターンと思われ、このようなロブスターを過去に見たことはない」と語っている。メイン大学のロブスター研究所によると、「5000万匹に1匹の確率で発生する」と想定されるようだ。さらに性別にも不思議な点があり、通常このようなロブスターは雌雄同体だが、この個体は完全なる"雌"だという。

この非常に珍しいロブスターは、<Pine Point Fishermen's Co-Op>でタンクを分けて飼育されており、観光客の目を引いているらしい。将来的には水族館や博物館に移すことも検討されているようで、メイン州水族館がロブスターの引き取りに興味を示しているようだ。

このあまりにも珍しいロブスターに、ネット上では、「味の違いも試してみたいw」「塗料で着色されたんじゃないの?」と、驚きを隠せない人が多いようだ。

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